【動画あり】フライパンで失敗なし!秋の味覚サンマの下処理から塩焼きを手軽にグリルなしで調理しよう

【動画あり】フライパンで失敗なし!秋の味覚サンマの下処理から塩焼きを手軽にグリルなしで調理しよう

秋の味覚サンマをグリルなしで存分に味わおう

松茸や柿など秋の味覚にはいろいろありますが、日本の秋といえば七輪でサンマを塩焼きにしている光景が浮かぶ方も多いのではないでしょうか。

そこそこ盛り上がってるサンマ
サンマ大好きです

そんなサンマの目利きのポイントについては先日記事で紹介させていただきました。

サンマは冬の産卵期に向けて体に栄養分を蓄えるようになるため、秋のこの時期に脂がのって美味しくなります。この季節に一度はサンマの塩焼きを食べたいですよね。

塩焼きしたいけどグリルがない、使いたくない

サンマの塩焼きはぜひグリルや七輪で焼きたいところですが、一人暮らしでグリルがないご家庭や、グリルがあっても匂いや煙が出るし、しつこい油汚れや洗い物が増えるからあまり使いたくない…。ということでグリルでの調理に二の足を踏んでいる方も多いのではないでしょうか。

両面しっかり焼く
網で焼くと掃除と煙が…。(これはイワシ)

本記事はそんな方に向けてフライパンでサンマを簡単にうまく塩焼きにするテクニック、下処理の方法をプロがご紹介します!まずは下処理の方法からご説明します。

サンマの下処理:水洗いする

買ってきたサンマを水道水でさっと水洗いしてください。料理本などでもこれを説明している人が少ないのですが、必ず実施しましょう。

表面をさっと水洗いしてください
表面をさっと水洗いしてください

海水魚には腸炎ビブリオという、食中毒を引き起こす細菌が付着している可能性があります。

腸炎ビブリオは真水で簡単に死にますので、面倒でも必ず水道水で洗うようにしてください。

水道水で魚を洗った後は必ずキッチンペーパーなどで水分をよく拭き取るようにしましょう。魚料理をやる上でのポイントは水気をしっかり取りながら調理することです。

サンマの下処理:鱗を取る

ほとんどのサンマには鱗はついていませんが、まれに鱗が残っている場合があります。

包丁で表面を撫でてあげるだけで鱗は簡単に取れます。この工程も忘れずやっておきましょう。

今回は内臓はそのまま

サンマは内臓もおいしい部分の1つです。よく焼いたサンマの内臓は苦味があるものの、好きな人も多い珍味の1つではないでしょうか。

今回はフライパンで調理した場合でも、内臓まできっちり美味しく食べられる方法をご紹介しております。

サンマの下処理:背骨に沿って包丁で切り込みを入れる

グリルでも使えるテクニックですが、サンマを食べやすくさらに火が通りやすくする下処理の方法の1つです。

サンマの側線のあたりに背骨に沿って包丁で切り込みを入れます。

側面に切り込みを入れる
側面に切り込みを入れる

背骨を貫通してしまうと逆に食べにくくなってしまうので注意しましょう。

切り込みは両面入れてください。焼き上がった際に食べやすくなるのと、今回は内臓まで一緒に調理するため火が通りやすくなる効果があります。

両面切り込みを入れましょう
両面切り込みを入れましょう

体側に切り込みを入れることで食べやすく、火が通りやすくなる!

サンマの下処理:半分に切る

一般に販売されているフライパンの場合、相当大きいものでないとさんまが1匹丸ごと入らないと思います。

そのためサンマを半分にカットします。ここでありがちなのがサンマをお腹から単純に半分に切ってしまうこと。

そうすると内臓も傷つけてしまい、血がたくさん出てまな板やキッチンを汚す上、フライパンやグリルに血が付着することで焦げやすくなってしまうデメリットがあります。

肛門の後ろから角度をつけて斜めにカットする

肛門の後ろあたりから頭のほうに斜めに切る
肛門の後ろあたりから頭のほうに斜めに切る

そこで一つの下処理テクニックがあります。サンマの体の後ろ側に付いている肛門の少し後ろから頭に向かって斜めに角度をつけてカットします。
そうすると内臓をあまり傷つけず、さらに均等に半分にカットすることができます。
切った後はこんな感じです
切った後はこんな感じです

その上盛り付けた時にも見栄えが良くなるため大変お勧めの方法です。

肛門の少し後ろから頭に向かって斜めに角度をつけてカット!内臓が出なくて焼きやすい

2度塩のテクニック!塩を振って5分ほどおく

サンマに塩をふります。塩をふる時は手を添えてあげると、塩が無駄にならずまんべんなくまぶすことができます。

塩は意外と飛び散りやすい
塩は意外と飛び散りやすい

塩をふったらそのまま5分ほどおいてください。時間をおくとサンマから水分が出てきます。これを一度キッチンペーパーでしっかり水気をとって下さい。
水分を取ることで身が締まり全体に味が入る
水分を取ることで身が締まり全体に味が入る

さらに2回目の塩をふります。2回目の使用はお好みに合わせて量を調整してください。
キッチンペーパーでしっかり水気をとる
キッチンペーパーでしっかり水気をとる

焼く:フライパンでの塩焼きは火加減が重要!

いよいよ焼きに入ります。あらかじめ温めておいたフライパンにクッキングシートを敷いて中弱火にしてください。

フライパンでのサンマの塩焼きは中弱火がおすすめ
フライパンでのサンマの塩焼きは中弱火がおすすめ

フライパンでサンマの塩焼きをつくるときは、この火加減が非常に重要です。

強火でさっと焼いた方が美味しく焼けるのではないかと言うイメージがあるかもしれませんが、サンマの内臓は意外と火が通りにくいです。

じっくり待とう
じっくり待とう

しっかり加熱していないと内臓が苦く正直言ってまずい塩焼きになります。

中弱火で片面7分から8分、ひっくり返して片面を6分から7分、じっくり焼いてあげましょう。

ひっくり返す際は皮がくっつかないように慎重に
ひっくり返す際は皮がくっつかないように慎重に

火加減は中弱火でじっくり!片面7~8分、ひっくり返して6~7分

旬のサンマは脂のりが非常に良いものです。塩焼きしているときにどんどん油が出てくるかと思いますが、ある程度キッチンペーパーで吸ってあげたほうが美味しくできます。

秋刀魚フライパン塩焼きの完成
秋刀魚フライパン塩焼きの完成

小麦粉をつけると見栄えが良くなる

クッキングシートを使っていても皮がくっついてしまう場合があります。

そんな心配があるときは、あらかじめサンマの表面に小麦粉を薄くつけて上げると、クッキングシートにくっつかない上焼き上がりも非常にきれいになります。

食べ方について

現在主流となっているサンマの漁獲方法は棒受け網とよばれるものです。

いちどにたくさんのサンマを水揚げするためどうしても鱗が口の中に入ってしまい胃に鱗が入っている場合があります。

水揚げのイメージ(これは銚子です)
水揚げのイメージ(これは銚子です)

そのためサンマの胃の部分は避けて食べた方が食べやすいです。

フライパンでも知識があれば手軽に美味しくできる

フライパンでのサンマの塩焼き、うまく焼けましたでしょうか?

グリルを使わず、クッキングシートを使っているためフライパンも汚れず、煙も出ない、洗い物が少ない、というまさに理想の調理方法ではないでしょうか!

家で魚を食べる機会が少なくなった今、秋のサンマは数少ない『魚を丸のまま料理』する機会です。

フライパンでうまく塩焼きを試してみて、これを機にいろんな魚料理にチャレンジしていただけるとうれしいなと思います。

YouTube動画でもフライパンでの塩焼きテクニックをお伝えしています

めだか水産広報部が運営しているYouTubeチャンネル『さかなでのみましょう』では、本記事で解説したフライパンでサンマの塩焼き美味しく作る方法を動画で公開しています。

ぜひご覧いただき、美味しそうだな!参考になったな!もっと違う魚を見てみたいなー、と思っていただけた方は、高評価ボタン、チャンネル登録、ぜひよろしくお願いいたします!

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