『天使』を超えられるのか!?『神の海老』話題になりそうな新品種のエビをレビュー

『天使』を超えられるのか!?『神の海老』話題になりそうな新品種のエビをレビュー

新品種?のエビ『神の海老』

年末に豊洲市場で偶然見つけた見慣れないこの商品『神の海老』。どうやら新商品のようで、これからお寿司屋さん等に販売されるのだとか。神は「しん」と読むそうです。

神の海老(しんのえび)
神の海老(しんのえび)

『神の海老』というとすぐに思いつくのが『天使の海老』ですよね。お刺身用のエビということでいまやブランドとしてなかなか有名になった養殖エビです。この神の海老もお刺身で食べられるのだとか。楽しみですね。
表記は1kgあたりの尾数。今回は21/25
表記は1kgあたりの尾数。今回は21/25

バナメイとクルマエビの合いの子?

販売していた方いわく、このエビはクルマエビとバナメイエビの合いの子(ハーフ)なんだとか。しかしバナメイの学名はLitopenaeus vannameiで、クルマエビの学名はMarsupenaeus japonicusと、属レベルで異なる種なのではたして交雑するのだろうか??または、クルマエビの仲間とバナメイの子供、という意味だったのか…?
今回の神の海老はフィリピン産
今回の神の海老はフィリピン産

流水で解凍して生で食べてみる

パッケージを開けるとたっぷりの海老が。いわゆる半バラ凍結で、業界ではセミIQF(Indivisual Quick Frozen:個別急速凍結)と呼ばれている凍結方法で、イカやカニ、エビなどに利用されます。

バラバラ凍結で少量ずつ使いやすい
バラバラ凍結で少量ずつ使いやすい

流水で解凍して、まずは生で食べてみます。殻のむきにくさや色、身の弾力からいって非常に鮮度はよさそうです。鮮度の良いバナメイエビは青~灰色で透明感があります。
流水解凍
流水解凍

冷凍エビは流水解凍が基本。しっかり洗います。
透明感や身の弾力感は鮮度抜群
透明感や身の弾力感は鮮度抜群

『神の海老』を生のままお刺身で食べてみたところ、ざくっとした強い弾力が楽しめます。さすがはお刺身用エビ、鮮度はかなり良いです。
お刺身で食べてみた
お刺身で食べてみた

しかし養殖のにおいというかバナメイのにおいというか、少々くせのある感じがしました。好みが分かれるかもしれませんが、調理方法で工夫する必要があるかもしれません。

加熱して食べるのが最高

ということで、『神の海老』の鮮度の良さはじゅうぶんにわかったので加熱して食べてみることにしました。

発色はクルマエビには劣るが良い
発色はクルマエビには劣るが良い

塩ゆでして殻をむいてみます。身入りもよく臭みもまったくありません。さすがの鮮度の良さでしょうか。
身入りが良い『神の海老』
身入りが良い『神の海老』

食べてみるとバナメイエビとは思えないほどのしっかりした弾力。クルマエビのようなざくっとしたエビらしい食感が味わえます。個人的には加熱したほうが美味しいように感じました。

まとめ:『神の海老』は鮮度抜群で美味しい食材だった

『神の海老』はお刺身で食べられることが特徴のようですが、個人の感想としてはお刺身では工夫が必要に感じました。加熱用としては鮮度の良さから非常にグレードは高いと感じます。フライやアヒージョ、天ぷらなど用途は多彩です。頭の味噌はあまり美味しくありませんでした。

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