前回投稿した日本さかな検定(ととけん)に関する記事がとても好評だったので、今回はさらに掘り下げておすすめの本をご紹介します。日本さかな検定を受験する方の参考になれば幸いです。
日本さかな検定(ととけん)はどんな問題が出る?おすすめの本も紹介!
2017年、2018年と連続で日本さかな検定1級を取得しためだか水産広報部。問題の傾向とおすすめの本を紹介します。
日本さかな検定とは
前回もご紹介しましたが、改めて『日本さかな検定』のおさらいをしておきます。
3級から1級までの3段階
日本さかな検定は最も簡単な3級から最も難しい1級までの3段階のレべルがあります。自分の実力に応じて受験する級を選びます。1級は2級取得者でないと受験資格がありません。
合格ラインは級ごとに異なっており、3級は60点以上の正解で合格です。おさかな好きの小学生でも解けると思います。2級は70点以上の正解で合格です。1級は80点以上の正解で合格となります(70点以上の正解で準一級認定)。
日本さかな検定 問題の傾向と対策
日本さかな検定は、公式サイトに記述されているとおり検定を通し世界に誇る日本の魚食文化や地域の魚の魅力を広く知らせる取り組み
です。つまり魚の生態や行動などの問題はあまり出題されません。
日本さかな検定で出題される問題は、『魚と魚食文化』が中心です。旬、産地、郷土料理、珍しい漁法、歴史、文学、言葉などが中心になってきます。
日本さかな検定の勉強におすすめの本
ということで具体的に本の紹介をしていきます。基本的には公式サイトがおすすめしている参考本を使用すれば間違いはありません。
ととけん副読本(公式テキスト)

『ごまめの歯ぎしり』ということわざ(実力のない人がいたずらに苛立ったり悔しがったりすること)など、おもしろい言葉がたくさん収録されていて興味深い本です。
ととけん副読本2017年度版

ととけん副読本2016年度版

からだにおいしい魚の便利帳

掲載魚種も多いので図鑑のように閲覧できるうえ、レシピなども掲載されているので、家庭に一冊あれば家族みんなが魚のことを好きになると思いますよ!
まとめ
日本さかな検定の勉強に使う本は基本的に公式テキストでOKです。副読本には模擬問題や過去問題が掲載されており、そこから毎年10問くらい?は出題されていたと思います(※2018年版から過去問題は別売りになりました)。
また、副読本は特集記事以外は基本的に内容はあまり変わりがありません。コレクションや新しい知識を入れる目的でなければ、毎年副読本を買う必要はないような気がします。ただし特集記事からも何問か出題されるので、高得点を狙っている方は毎年購入する必要があるかもしれません。
日本さかな検定1級の目利きでおすすめする水産物を販売しています
めだか水産直販部では、日本さかな検定1級のめだか水産広報部が選んだ本当に美味しい水産物を販売しています。めだか水産スタッフは全員が日本さかな検定を合格しています。深い知識に裏付けされた本当の美味しさをぜひ味わってください。私たちのさかなに対する愛も感じられると思います!
↓めだか水産直販部はこちら↓