ハゼ釣りは秋の風物詩！
ハゼというと天ぷらのイメージか、海や川にどこにでもいる身近な魚のイメージかと思います。
そんなハゼ（マハゼ）は古くから釣りの対象としても人気の魚種です。プルプルした独特の引き味と、初心者でも安価に楽しめる手軽さが人気の理由かと思います。
ハゼ釣り時期と時間は？
最盛期は8月から11月
ハゼ（マハゼ）の寿命は1~3年。ハゼ釣りの最盛期は、生まれたハゼが大きくなって釣れるサイズ（約5cm以上）になる8月から11月の間でしょう。
ハゼは日中でもじゅうぶん釣れる
釣りというと時間帯がすごく朝早かったり真夜中だったりというイメージがあるかもしれませんが、ハゼは日中の釣りでもじゅうぶん楽しめます。
ハゼ釣りはシンプルな仕掛けでもOK
ハゼ釣りの大きな魅力はシンプルなのべ竿と仕掛けで釣りができることにあります。特別な釣り道具や竿がなくても大丈夫。
竿：安価なのべ竿やリール竿でOK
足元にいるハゼを狙う場合、リールや長い竿は必要ありません。筆者は近くの釣具店で1000円ほどで購入した竿を使用しています。長さは2.1mです。
仕掛けは小型の天秤
ポイントとしてはハリスを短くすることです。アタリがとりやすくなるうえ、根がかりのリスクも減り手返しもよくなります！
おすすめの餌①：アオイソメ
海釣りでは定番の青イソメ。ハゼ釣りでも例外でなく、安定した釣果が望めることでしょう。
もちろんデメリットもいくつかあります。まずは気持ち悪い。初めて青イソメを見た多くの人は餌を付けるのをためらうでしょう。
もう一つのデメリットは保存がきかないこと。数日間は活きたまま保管することができますが、家庭の環境下ではほとんどの場合数日で死んでしまいます。
おすすめの餌②ボイルホタテ
実はハゼ釣りではボイルホタテも有効な餌の一つです。筆者は東京都内で釣りをするときはホタテのみで楽しんでいます。
ボイルホタテのメリット1：手に入れやすい
なんといってもメリットがこれ。スーパーやコンビニで手軽に手に入り、なんなら自分のおつまみにもなっちゃいます。
ボイルホタテのメリット2：保管しやすい
家庭の冷凍庫でも簡単に保存することができます。家族にいやな顔をされることもないでしょう。
ボイルホタテのデメリット：餌が外れやすい
多くのメリットがあるボイルホタテですが、針に付けた際に外れやすいというデメリットもあります。
江東区は有名なハゼ釣りスポット
東京都江東区は海や川に面した場所であればどこでもハゼが釣れるといっても過言ではない、全国でも屈指のハゼ釣りポイントです。
今回、墨田川と旧中川を結ぶ運河である『小名木川（おなぎがわ）』に設置されているクローバー橋でのハゼ釣りポイントや釣り方をお伝えします。
クローバー橋でのハゼ釣りは家族でも楽しめる
上流に水遊び場があり、釣りをするにも足場も非常によくアクセスも良い、そして足元からハゼが狙えるため家族連れも多く訪れています。
クローバー橋は電車でもアクセスしやすい
ハゼ釣りで気になるのがアクセスのしやすさですよね。ご安心ください。住宅街だけあってアクセスは抜群です。
最寄り駅は都営新宿線『住吉』駅
住吉駅から徒歩10分ほどでクローバー橋の釣りポイントに到着します。近くにはスーパーやホームセンターもあるので、買出しに困ることもないでしょう。
クローバー橋でのハゼ釣り注意点
過去に水難事故がありました
2017年7月に、夜釣りをしていた男性とそのお子さんが亡くなる水難事故がありました。意外に流れが速い場所や深くなっている場所もあるため注意が必要です。
また、お子さんが柵を乗り越えて釣りをしている姿も見かけます。ライフジャケットを装備するなど、十分注意が必要です。
ダイオキシン濃度が高いらしい。食べる際は注意
東京都江東区保健所では、ハゼの汚染調査を毎年実施しており検査結果が公表されています。
これによると、江東区産のハゼはダイオキシン類とPCB（ポリ塩化ビフェニル）濃度が市販魚介類に比べ高い傾向にあるとのことです。
ダイオキシン類やPCBは半分以上が魚の頭や内臓に蓄積されているため、食べる際は頭と内臓を取り除くのがおすすめです。筆者は気にせず食べていますが…。
YouTube動画でもハゼ釣りを楽しんでいます
めだか水産広報部が運営するYouTubeチャンネル『さかなでのみましょう』では、8月上旬にハゼ釣りを行い、その様子を動画でご紹介しています。
動画がおもしろいな、ハゼ釣りやってみたいなと思っていただけた方はぜひともチャンネル登録、グッドボタンをよろしくお願いいたします！
