ブラックタイガーエビとは?色、味、食感に優れる優等生の美味しいエビ!【まとめ】

ブラックタイガーエビとは?色、味、食感に優れる優等生の美味しいエビ!【まとめ】

ブラックタイガーエビって、皆さん名前は聞いたことがありますよね。ブラックタイガーエビは何が優れているのか、向いている料理は何か?など、超マイナー難関資格「日本さかな検定」1級のめだか水産広報部員がご紹介します!

ブラックタイガーエビとは?色、味、食感に優れる優等生の美味しいエビ!【まとめ】

解凍後の冷凍エビ。殻付きの冷凍エビは再冷凍にも強いです
ブラックタイガーエビ

ブラックタイガーエビの特徴と流通

実は日本にも生息している大型のエビ

ブラックタイガーエビは熱帯域などに生息しているエビで、世界各地で食用にされているエビの一種です。東南アジアが有名な産地ですが実は日本国内にも生息しています。

日本での呼び名は『ウシエビ』といい、太平洋沿岸に生息しているようです。底引き網などで漁獲されることがあるようですが日本国内で漁獲されるブラックタイガーエビ(ウシエビ)はごくわずかであり、漁獲されても市場流通することは稀で一般の小売店に並ぶことはほとんどありません。

比較的大型のエビで、最大でなんと30cmを超えるブラックタイガーエビもいるんだとか。そんな大きなブラックタイガーエビをエビフライにできたらインパクトありますね!

高級エビの代表、クルマエビの仲間!

ブラックタイガーエビは名前からは想像できませんが、実は高級エビの代表格、お寿司などでおなじみのクルマエビの仲間です。

ブラックタイガーエビは学術的には十脚目(じゅっきゃくもく=エビ目)クルマエビ科ウシエビ属に属するエビです。クルマエビとブラックタイガーエビの関係は、ほかの動物に例えるとだいたいオオカミとキツネみたいなものでしょうか。この例えもよくわからないと思いますが、近い仲間と思っていただければと思います。たしかに細長い体と縞模様はなどがブラックタイガーエビとクルマエビはよく似ていますね。

日本国内に出回るのはほとんどが養殖。天然は希少な超高級品!

前述したような理由で、日本国内に出回っているブラックタイガーエビはほとんどが東南アジアなどの海外で養殖されたものです。

ブラックタイガーエビの養殖は淡水、汽水、海水で行われているようで、淡水で養殖されたブラックタイガーエビは成長スピードが早く養殖コストが安いとされる一方、特徴である黒い模様がはっきり出なかったり、味が劣ったりする場合があるそうです。

業務用の冷凍エビを使えばお得にいつでもエビが食べ放題!
業務用の冷凍ブラックタイガーエビ。もちろん海水養殖もの

海水で養殖したブラックタイガーエビは成長スピードが淡水養殖と比べ遅く、さらに病気にかかりやすいため養殖コストが高くなるのですが、味や色、模様の美しさは海水で養殖されたブラックタイガーエビのほうが評価が高いといわれています。

市場に出回っている業務用の海水養殖のブラックタイガーエビは、パッケージの裏面もしくは表面に『海水養殖』と書かれていることがあります。やはり海水養殖はブラックタイガーエビの評価ポイントのひとつになっているんですね。

高級な回転寿司屋さんなどで利用。その理由は?

ブラックタイガーエビは、今やバナメイエビより高級なエビです。そのためブラックタイガーエビを使っていた回転寿司などではバナメイエビに切り替えているところもあるそうです。

少し高級な回転寿司屋さんではブラックタイガーエビを使う場合があります。その理由は、この記事にもあるように『色』『味』『食感』に優れるからであるとされています。

エビと豆苗の炒め物。ものすごく健康によさそう
加熱したブラックタイガーエビ。赤色が美しい

ブラックタイガーエビは生の状態では真っ黒ですが、茹で上げると本当に美しい赤色になります。お寿司に使うゆでエビは見た目が非常に重要です。見た目のよさからお寿司にはブラックタイガーエビが使われているのではないかと思います。

解凍後の冷凍エビ。殻付きの冷凍エビは再冷凍にも強いです
解凍後の生のブラックタイガーエビ。黒色が美しい

また、味や食感もお寿司のシャリに負けない力強さがあることから、すしだねにはブラックタイガーエビを使うところがあるそうです。

お寿司屋さんで握り寿司に使われているエビは、クルマエビはもちろん、ブラックタイガーエビのほかにはブラジルエビ(別名ピンクエビ)などが使われます。いずれも色の美しいエビです。

ブラックタイガーエビの特性を生かしたオススメ料理

シンプルにただ茹でるだけ。茹で時間は2分くらい

前述したとおり、ブラックタイガーエビはその食感と色が特徴です。ブラックタイガーエビの色を活かした料理といえば、やはりまずはゆでエビでしょう。

殻付きもしくは殻をむいた状態で、食塩を加えた熱湯で2分ほどゆでましょう。入れたエビが浮かんできたら出来上がり。粗熱をとって暖かいうちに召し上がってください。あまりこういう食べ方をすることは少ないと思いますが、エビそのものの味が楽しめてとってもおいしいですよ。

ゆであがったエビ
ゆであがったエビ

バーベキューにもおすすめ

加熱前、加熱後の色が良いことから、ブラックタイガーエビはバーベキューの食材としてもおすすめです。頭付きのブラックタイガーエビなら、焼いた頭はカレーに入れてしまったり味噌もおいしくいただくことができます。

バーベキューには殻付きのブラックタイガーエビがおすすめ。見た目のインパクトもありますし、殻をむいて食べるひと手間もバーベキューの醍醐味ではないでしょうか。

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