フラワーエビとは?日本さかな検定1級が解説!高級店の天ぷら、エビフライに活躍するスゴイやつ

フラワーエビとは?日本さかな検定1級が解説!高級店の天ぷら、エビフライに活躍するスゴイやつ

フラワーエビとは?日本さかな検定1級が解説!高級店の天ぷら、エビフライに活躍するスゴイやつ

フラワーエビって知ってますか?

フラワーエビというエビ。たぶん知らない方が大半だと思います。フラワーエビはみなさんご存知の高級エビ、クルマエビの仲間です。

生物学的な分類では節足動物門(せっそくどうぶつもん) 甲殻亜門(こうかくあもん)軟甲綱(なんこうこう) 十脚目(じっきゃくもく=エビ目) クルマエビ科、というのがフラワーエビやクルマエビの属している分類になります。

クルマエビとフラワーエビは近い仲間とうことができます。クルマエビとフラワーエビの違いは動物に例えるとイヌとキツネくらいの違いかなと思います。フラワーエビは外国から冷凍状態で輸入され、スーパーのパックエビや業務用の冷凍ブロックで販売されます。

業務用のフラワーエビはこうした冷凍のブロックで流通します。冬はすごく冷たいので困る
業務用のフラワーエビはこうした冷凍のブロックで流通します。冬はすごく冷たいので困る

日本に流通しているのはなんと天然のみ!

日本に輸入されているフラワーエビはなんとすべて天然。養殖ももしかしたら実施されているのかもしれませんが、築地市場に毎日足を運ぶめだか水産のスタッフでも養殖のフラワーエビは見たことがないとのことです。エビを専門に扱う築地市場の仲卸『丸定(まるさだ)』さんにも聞いてみましたが、やはりフラワーエビは天然ばかりのようです。天然だから安全、養殖だから危険、というのはもう昔の話ですが、天然魚に対する高級志向が強い日本人にはぴったりかもしれません。

都内の高級天ぷら店で認められる味と食感!

タイトルのとおりフラワーエビは都内の高級料理店や天ぷら屋さん、洋食店、高級中華料理屋さんなどでも使用されている高級エビです。その理由はといえば、やはりクルマエビのようなしっかりした食感とエビらしい味、甘みにあるといえます。

エビのおいしさを表現するときに「プリプリ」という表現を使うことがありますが、高級なお寿司屋さんのエビを食べたときって、プリプリというよりはサクッ、ザクッとした食感のほうが近いと思いませんか?

エビのプリプリ感は、むきえびでよく使用されている保水処理によるところが大きいです。加熱した際にエビが縮むことがないように、エビに保水処理をすることであのプリプリ食感が生まれるのです。フラワーエビは、頭をとって殻がついている「無頭」の状態で流通することが多いです。この状態で販売されているエビは、余計な保水処理などは行っていません。まさに安心安全な高級エビということができるのです。

フラワーエビ。丸めたときに模様が花のようになるこからフラワーというらしい
フラワーエビ。丸めたときに模様が花のようになるこからフラワーというらしい

【築地のエビ専門仲卸『丸定』に聞いた!】

築地市場のエビ専門仲卸『丸定(まるさだ)』さんに、フラワーエビのことについて聞いてみました!丸定さんによると、フラワーエビは沖合の海で小さな船で漁獲されるものだそうです。漁獲後、近くの港で水揚げし、即座に冷凍ブロックに処理され日本に輸入されてくるため、日本では鮮度のよいフラワーエビを食べることができます。

フラワーエビに近い仲間にはオーストタイガーやイリアンタイガーと呼ばれる種類があり、これらはエビの業界では「本タイガー」と呼ばれているそうです。正直もうわけわからん。

フラワーエビをエビマヨにしてみた

ここまで解説してきて食べないはずがない。ということでフラワーエビをエビマヨにしてみました。さくっとした衣の食感とその中に眠るざっくりしたフラワーエビの食感。最高です。

フラワーエビのエビマヨ
フラワーエビのエビマヨ。最高すぎてワイン飲みすぎた

エビカテゴリの最新記事