魚のプロが教える!ついに開場した【豊洲市場】の歩き方ガイド vol.1

魚のプロが教える【豊洲市場】の歩き方ガイド vol.1

2018年10月11日、築地市場の80年の歴史を受け継ぎ、東京都中央卸売市場豊洲市場、通称【豊洲市場】が開場しました。

開場後4年が経過し、毎日歩き回っている筆者の感想としては、豊洲市場やその周辺は観光スポットとして非常に優れていると思います。

豊洲市場で働いている魚のプロである筆者が、豊洲市場の見どころや歩き方、グルメ情報や写真スポットまで大公開しちゃいます!

【はじめに】豊洲市場は今のうちに見ておくべし!その理由とは?

理由1.まだ観光客が少ない!

行列はできているが日本人が中心で混雑もまだまし
行列はできているが日本人が中心で混雑もまだまし

まず、豊洲市場は今のうちに見ておくべきだと感じます。なぜなら、まだ観光客の数が少ないのです。

お寿司や海鮮丼を提供しているお店はすでに長い行列ができていますが、ほとんどが日本人のように見受けられます。

今後、訪日外国人向けのガイドブックなどに豊洲市場が掲載されるとかなりの混雑が見込まれるでしょう。

築地市場や築地場外市場はほとんどが外国人観光客でにぎわっており、歩くこともままならないほどでした。

豊洲市場もそのうち混雑することは間違いありません。混雑が少ないうちに見ておくことをお勧めします。

築地市場駅は外国人観光客でごった返し!
築地市場駅は外国人観光客でごった返し!

理由2.開発前の豊洲市場周辺が観察できる!

豊洲市場の周辺は、現在かなりのスピードで開発が進んでいます。

2023年春に完成する予定の温泉施設やホテルなど、豊洲市場の周辺はこれから数年でがらっと様変わりすると予想されます。

混雑も予想されますし、今のうちにだだっ広い豊洲市場の周辺を見学しておくことをお勧めします!ということで、豊洲市場を見てみましょう。

千客万来施設は豊洲市場に隣接して建設される
温泉施設は豊洲市場に隣接して建設される

駅から濡れずに直行できる!

豊洲市場の最寄り駅は東京臨海新交通臨海線(愛称:ゆりかもめ)の『市場前(しじょうまえ)』駅です。

この駅は豊洲市場が開場する13年前である2005年から市場前という駅名でした。そのころから豊洲市場の移転は予定されていたのですね。

豊洲市場の最寄り駅はゆりかもめ『市場前』駅
豊洲市場の最寄り駅はゆりかもめ『市場前(しじょうまえ)』駅
市場前駅の案内板。目的地に行く前に確認しましょう
駅の案内板。目的地に行く前に確認しましょう

改札を出て右と左に分かれます。左は青果(野菜や果物)を扱う青果棟や水産卸売場棟(マグロのセリ場などはこちらから)の見学ギャラリーがあります。

右は水産仲卸売場棟の見学ギャラリー、屋上緑化広場につながっています。今回は右の『水産仲卸売場棟』のほうへ行ってみます。

駅から濡れずに直接見学できるのはとっても便利ですよね。築地市場は雨になると傘をさしてお寿司の行列に並んでいる状態だったので、とっても快適に感じます。

ちなみに、一般の方が見学可能な時間は午前5時から午後5時までとなっています。来場時間には十分注意しましょう。

豊洲市場の見学ルートは雨に濡れない!
豊洲市場の見学ルートは雨に濡れない!

市場といえばやっぱりお寿司や海鮮丼!飲食コーナーを見てみよう

豊洲市場のお寿司屋さんはここに集合している
豊洲市場のお寿司屋さんはここに集合している

ゆりかもめ『市場駅』を降りて右に進んでいくと、『関連飲食店舗』の案内が見えてきます。ここにお寿司屋さんなどが集合しています。

お寿司屋さん、カレー屋さん、うなぎ屋さんなど…豊洲市場グルメが集結!

『関連飲食店舗』には築地市場にも出店していたお寿司屋さんやカレー屋さんなどが移転してきています。

市場人の憩いの場である『センリ軒』
市場で働く人の憩いの場である『センリ軒(せんりけん)』

ここは築地市場でも仲卸や買い出し人の憩いの場となっていた『センリ軒(せんりけん)』です。クリームシチューとトースト、コーヒーのセットが看板メニューになっています。

人気の寿司店『寿司大』
人気の寿司店『寿司大(すしだい)』
洋食『禄明軒』
洋食『禄明軒(ろくめいけん)』

アジフライの定食や肉オムレツが美味しい『禄明軒(ろくめいけん)』

鮨 晶(しょう)
『鮨 晶(すししょう)』
築地では「磯野屋」という定食屋もやっていた『礒寿司』
『磯寿司(いそすし)』
カレーが有名な『中栄』
カレーが有名な『中栄(なかえい)』

『中栄(なかえい)』はカレーのお店です。ささっと食べられるカレーは市場の人にも人気のメニューです。

この他にも紹介しきれないくらいのお店がたくさん並んでいます。

水産仲卸棟の見学ギャラリーには撮影スポットが!

水産仲卸売場棟へ向かう道
水産仲卸売場棟へ向かう道
豊洲市場 水産仲卸売場棟の入り口
豊洲市場 水産仲卸売場棟の入り口

関連飲食店舗から出て、奥の『水産仲卸売場棟』へ向かいます。ここからがいわゆる市場の顔である仲卸が働いているエリアになります。

水産仲卸売場棟に入ると案内図があります。一般の見学者の方が入れるエリアは3階より上のエリアです。

1階は飲食店やスーパーなどのバイヤーや納品業者などが利用できる、いわゆるプロの市場になります。

一般の見学者方が入場することはできませんが、見学ギャラリーから様子を見ることができます。

豊洲市場はトイレがキレイ

見学ギャラリーの手前にトイレが設置されている
見学ギャラリーの手前にトイレが設置されている

見学ギャラリーの手前にはトイレが設置されています。

豊洲市場のトイレは数も多く非常にキレイです。

豊洲市場のトイレはキレイでうれしい
豊洲市場のトイレはキレイでうれしい
旬の魚の紹介展示
旬の魚の紹介展示
パネルをめくると料理法が出てくる
パネルをめくると料理法が出てくる
豊洲市場に展示されているターレットトラック
豊洲市場に展示されているターレットトラック

見学ギャラリーには豊洲市場6街区の模型や、旬のおさかなの食べ方や特徴を示したパネル展示(写真の魚はアユ)やターレットトラックの展示があります。

ターレットトラックは小回りが効き積載量も多いことから、市場の中では最強の移動方法かもしれません。しかも電動で動きます。形もなんだかカワイイです。

4階の関連物販店舗へ

関連物販店舗へのエスカレーター
関連物販店舗へのエスカレーター
豊洲市場の関連物販店舗
豊洲市場の関連物販店舗
豊洲市場の関連物販店舗
豊洲市場の関連物販店舗

見学ギャラリーから先に進んでいくと、4階の関連物販店舗に進めるエスカレーターがあります。

4階の物販店舗には、プロが扱う包丁屋さんや乾物屋さん、海苔屋さんやかつおぶし屋さんがあります。

それぞれのお店は築地市場でもお寿司屋さんや高級料亭などに販売を行っていたプロ中のプロです。

つまりここに来れば、日本中の美味しい食材が揃ってしまうと言っても過言ではありません

関連物販店舗の地図
関連物販店舗の地図

ここで海苔やかつおぶし、昆布などを買ってお土産にしていくのもよいと思います。

お店の方に声をかければオススメを教えてくれると思います。

4階の物販店舗については別の記事で詳しく紹介しています。

豊洲市場の4階は見学者でも買い物可能!プロが使う鰹節や昆布、包丁やお茶、卵焼きが買える

 

魚のプロが教える!ついに開場した【豊洲市場】の歩き方ガイド vol.1
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