大型の水槽なら水質が安定

メダカの水槽の大きさはどれくらいがベスト?最初は30cm水槽12リットル以上で5匹程度がオススメです

メダカの水槽の大きさについて

メダカを飼育する場合、水槽の大きさは非常に重要です。適切な水槽の大きさを選ばないと、メダカがストレスを感じたり、成長が妨げられたりする可能性があります。

一般的に、メダカの最低限必要な水槽の大きさは、1匹あたり1リットル程度とされています。つまり、5匹のメダカを飼育する場合は、最低5リットルの水槽が必要となります。この記事では水槽のサイズについての目安を説明します。

メダカを室内で飼育する場合は水槽が便利!

メダカを室内で飼育する場合は水槽がベストな選択といえるでしょう。観賞魚を飼育するために開発されているだけあって多くのメリットがあります。

観察がしやすい

メダカの飼育に用いられる水槽は主にガラス製です。ガラスは傷つきにくく透明度が高い、水槽にはぴったりの素材です。メダカを毎日観察することで、病気のサインやオスメスの見分け、餌をきちんと食べているかなどをチェックすることができます。

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安定性が高い

水槽は金魚鉢や睡蓮鉢などに比べて安定性が高いのも特徴のひとつ。誤って倒してしまったりということは考えにくいでしょう。
逆に室内に睡蓮鉢を設置すると、お子様が体重をかけて倒れてしまうなんてこともありますので注意が必要です。

屋外飼育ではメジャーな睡蓮鉢も室内だとデメリットが
屋外飼育ではメジャーな睡蓮鉢も室内だとデメリットが

価格が安く入手しやすい

春から秋にかけてはホームセンターやデパートなどでも簡単にメダカ飼育用のセットを購入できるほど。価格も1000~2000円くらいと安価で飼育を始められます。

大型のプラケースでもじゅうぶんに飼育可能。メリットは軽いこと
大型のプラケースでもじゅうぶんに飼育可能。メリットは軽いこと

メダカの水槽はどの大きさがいいのか?

水槽は1リットル程度の小さな水槽から100リットルほどの大型水槽まで様々な大きさがあります。

では、どのくらいの大きさがメダカ飼育に向いているでしょうか?1匹あたり1リットル程度とされています。つまり、5匹のメダカを飼育する場合は、最低5リットルの水槽が必要となります。

ただし、この最低限必要な水槽の大きさは、あくまでも最低限であり、メダカが快適に生活するためには、より大きな水槽が望ましいとされています。水槽が大きければ、メダカはより広い範囲で泳ぐことができ、より健康的な成長を促すことができます。

最初のオススメは12リットル以上の大きさの水槽

メダカを飼育する初心者の方には12リットル程度の大きさの水槽がオススメといえるかもしれません(大人サイズのメダカ4匹とすると)。大きさがこの程度あれば、産卵や繁殖も楽しむことができるでしょう。

大きさでいうと金魚やメダカの水槽セットに多く使われているもので、30cm規格水槽とも呼ばれている大きさです。(幅30cm×奥行き18cm×高さ24cm)

余裕をもって2-3リットルにメダカ1匹程度がおすすめ

過去の研究論文により、メダカの飼育密度と成長速度や卵を産む量に関係があることが知られています(飼育密度が高いほど成長が遅く、産卵量も少ない)。

メダカの大きさにもよりますが、大人のメダカなら2-3リットルにつき1匹程度を目安にするとよいでしょう。

小さすぎる水槽は水質が不安定に

水量が小さすぎる水槽だと、餌やフンによる水質の悪化が起きやすくなります。水替えも頻繁に行わなければならず、コケが生えるリスクも高くなります。

水槽の形状について

また、水槽の形状にも注意が必要です。メダカは表層性であり、水面付近で泳ぐことが多いため、水槽の表面積が広いほどよいとされています。水槽の深さはあまり問題ありませんが、底面積が狭すぎると、メダカがストレスを感じたり、病気にかかりやすくなったりする可能性があります。

フィルターについて

メダカを飼育する際には、水質管理が非常に重要です。そのため、フィルターの導入が必要となります。フィルターは、水槽内の水を循環させ、不純物や有害な物質を除去する役割を担います。

フィルターの選び方には、水槽の大きさやメダカの数などを考慮する必要があります。一般的には、水槽の容量に対してフィルターの性能が適切であることが重要です。また、フィルターの種類には、内部フィルター、外部フィルター、底面フィルターなどがあり、それぞれ特徴があります。

内部フィルターは、水槽内に設置されるタイプで、比較的小型で手軽に導入できます。一方、外部フィルターは、水槽の外に設置されるため、水槽内のスペースを確保できます。底面フィルターは、水槽の底に埋め込まれたフィルターで、メダカが泳ぐためのスペースを確保できますが、メンテナンスがしにくいという欠点があります。

また、フィルターの種類によっては、フィルターメディアの交換が必要な場合があります。フィルターメディアには、スポンジや炭などがあり、これらの効果的な使い分けが水質管理に大きく影響します。

メダカを健康に飼育するためには、適切なフィルターを選び、適切なメンテナンスを行うことが必要です。フィルターを導入することで、水槽内の水質を管理し、メダカが快適に生活できる環境を整えることができます。

めだか水産広報部の水槽はどのくらいの大きさ?

めだか水産広報部では、室内水槽として60cm水槽(水量約60リットル)を使用しています。大きさがある程度あれば水質も安定し、メダカも健康的に過ごすことができます。

大型の水槽なら水質が安定
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まとめ

この記事ではメダカの飼育に際してのおすすめの水槽サイズについて説明をしました。当サイトがおすすめする水槽のサイズは、は12リットル以上の大きさの水槽です。しかし、メダカを健康に飼育するためには、水槽の大きさや形状にも注意が必要です。最低限必要な水槽の大きさを満たすだけではなく、メダカが快適に生活できるように、余裕があればより大きな水槽を用意することがメダカにとっては良いと思います。

メダカの産卵シーズンももうすぐです。室内でも繁殖は簡単にできますので、水槽を用意して繁殖にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

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