メダカを室内で飼育する場合は水槽が便利!
メダカを室内で飼育する場合は水槽がベストな選択といえるでしょう。観賞魚を飼育するために開発されているだけあって多くのメリットがあります。
観察がしやすい
メダカの飼育に用いられる水槽は主にガラス製です。ガラスは傷つきにくく透明度が高い、水槽にはぴったりの素材です。メダカを毎日観察することで、病気のサインやオスメスの見分け、餌をきちんと食べているかなどをチェックすることができます。
安定性が高い
水槽は金魚鉢や睡蓮鉢などに比べて安定性が高いのも特徴のひとつ。誤って倒してしまったりということは考えにくいでしょう。
逆に室内に睡蓮鉢を設置すると、お子様が体重をかけて倒れてしまうなんてこともありますので注意が必要です。
価格が安く入手しやすい
春から秋にかけてはホームセンターやデパートなどでも簡単にメダカ飼育用のセットを購入できるほど。価格も1000~2000円くらいと安価で飼育を始められます。
メダカの水槽はどの大きさがいいのか?
水槽は1リットル程度の小さな水槽から100リットルほどの大型水槽まで様々な大きさがあります。では、どのくらいの大きさがメダカ飼育に向いているでしょうか?
最初のオススメは12リットル以上の大きさの水槽
メダカを飼育する初心者の方には12リットル程度の大きさの水槽がオススメといえるかもしれません(大人サイズのメダカ4匹とすると)。大きさがこの程度あれば、産卵や繁殖も楽しむことができるでしょう。
大きさでいうと金魚やメダカの水槽セットに多く使われているもので、30cm規格水槽とも呼ばれている大きさです。(幅30cm×奥行き18cm×高さ24cm)
メダカは2-3リットルに1匹程度がおすすめ
過去の研究論文により、メダカの飼育密度と成長速度や卵を産む量に関係があることが知られています(飼育密度が高いほど成長が遅く、産卵量も少ない)。
メダカの大きさにもよりますが、大人のメダカなら2-3リットルにつき1匹程度を目安にするとよいでしょう。
小さすぎる水槽は水質が不安定に
水量が小さすぎる水槽だと、餌やフンによる水質の悪化が起きやすくなります。水替えも頻繁に行わなければならず、コケが生えるリスクも高くなります。
めだか水産広報部の水槽はどのくらいの大きさ?
めだか水産広報部では、室内水槽として60cm水槽(水量約60リットル)を使用しています。大きさがある程度あれば水質も安定し、メダカも健康的に過ごすことができます。