メダカはマンションのベランダでも飼育できます
メダカの飼育は大きく分けて室内での水槽飼育と屋外での箱や鉢での飼育があります。今回はマンションのベランダのような狭いスペースで手軽にメダカを飼育する方法とセットの手順をお伝えします。
ベランダ飼育で用意するもの
睡蓮鉢(おすすめはプラ製)
まず必要なのはもちろん飼育するための容器です。屋外で飼育する場合には基本的に上見(錦鯉のように上からメダカを鑑賞すること)が中心になるかと思います。
上見に適しているのは水面の面積が広く、メダカが目立つ黒色の容器です。睡蓮鉢ならどこでも手に入りやすく扱いやすいです。
砂利(今回は軽石を使用)
砂利はアクアリウムで主流なソイル(土)よりも砂利のほうが手軽なのでおすすめです。より費用をかけずに飼育したいなら、軽石を利用するのも手の一つです。
カルキ抜き(ハイポ)
水道水のカルキ(塩素)を除去するにはカルキ抜き剤が便利です。※汲み置きで24時間ほど放置するだけでもカルキは除去できます。カルキ抜きを使用しない場合はベランダで太陽光に当ててください。
設置から導入まで
睡蓮鉢をベランダに設置する
砂利を敷いた睡蓮鉢をベランダに設置します。設置場所は日中に数時間日光が当たるくらいの場所がおすすめです。真夏の日中にずっと太陽光が当たっているとコケが発生しやすくなってしまうのと、水温が上がりすぎてしまう可能性があります。
メダカを導入する
いよいよメダカの導入です。できればベランダへの飼育容器の設置や水の準備は、メダカを入れる1週間くらい前に行っておきましょう。
水位に注意しよう

水合わせを行おう
買ってきたメダカをいきなりベランダの睡蓮鉢などの飼育容器に入れてしまうと、水質が急激に変化したことで体調を崩してしまう温度ショックやpHショックが起きることがあるとされています。それを防ぐのが『水合わせ』という作業です。
その後、袋の中に少しずつ飼育容器の水を入れて5分ほど置きます。この作業を10回ほど繰り返しましょう。※筆者はここまでしっかり水合わせをしたことはありませんが…
まとめ:ベランダ睡蓮鉢でマンションでも手軽に飼育できるよ!
ということで、マンションでメダカを飼うひとつの方法としてベランダでの睡蓮鉢による飼育をご紹介しました。