塩くらげの塩抜きって、どうやったらいいのか困りますよね。大量に塩クラゲをいただいて困ってしまったときなど必見です!
食用クラゲについて
![国産赤クラゲスライス](https://medakasuisan.com/wp-content/uploads/2018/08/P6170098_1529234905325-1024x683.jpg)
中華料理や和食でよく利用される食用クラゲ。ひとくちにクラゲといっても世界中に様々な種類があります。
もっとも身近なものは夏の海や汽水域に現れるミズクラゲ。食用とされるクラゲには今回使用するビゼンクラゲのほか中国やメキシコで漁獲されるキャノンボールクラゲ、一時期日本で大繁殖して話題になったエチゼンクラゲなどがあります。
いずれも体のほとんどが水分なので非常に低カロリーです。コリコリとした楽しい食感はクラゲ独特のものです。塩クラゲは塩抜きが必要ですが非常に保存性が高い食品です。
使用するのは国産ビゼンクラゲ(アカクラゲ)のスライス
今回使用するのは有明海産のビゼンクラゲ。『坂入商店 国産アカクラゲとして流通していますが、標準和名をアカクラゲという別の種類の有毒クラゲも存在していますので混同に注意が必要です。ビゼンクラゲは中国では高級食材として扱われています。
2010年代に有明海でビゼンクラゲが大発生してから食用としての流通が盛んになったようです。現在ではちょっとしたビゼンクラゲブームといえるかもしれません。
塩クラゲは塩抜きが必要
スーパーなどで販売しているいわゆる「お刺身クラゲ」のような商品名のものは塩抜きしなくてもOKですが、クラゲは保存のために飽和食塩水に使っている塩クラゲで出回るのが一般的。塩クラゲは調理する前に塩抜きが必要です。
それではクラゲの塩抜きに移ります。
沸騰しない温度で湯通しする
![まずは洗う](https://medakasuisan.com/wp-content/uploads/2018/08/P8313608-1024x683.jpg)
食用クラゲは食感が命。コリコリとした食感を残すにはさっと湯通しするのが効果的だそうです。鍋に水を張って、沸騰しないくらいの温度まで温めます。軽く洗ったクラゲをお湯に入れると、丸まって縮んだようになります。20~30秒くらいでじゅうぶんです。
![お湯に入れた直後](https://medakasuisan.com/wp-content/uploads/2018/08/P8313613-1024x683.jpg)
真水に漬けておく
![真水に入れた直後。なんか縮んでる](https://medakasuisan.com/wp-content/uploads/2018/08/P8313614-1024x683.jpg)
湯通ししたクラゲをザルで水気を切ります。ボウルに真水を張ってくらげを入れます。30分ほどしたら少し食べてみて塩抜きができているか確認します。塩が抜けていないようならそのまま漬けておきます。
![しばらくするとこんな感じに](https://medakasuisan.com/wp-content/uploads/2018/08/e729be1d052dec17202badf9d7d476b3-1024x683.jpg)
ざるにあけて完成
塩抜きが終わったらざるにあけてよく水気を切ってできあがりです。きゅうりやトマトなどと和えてサラダにするのもよし、そのままポン酢をかけて食べるのもよし!お好きな食べ方でどうぞ。
![ささみとクラゲのサラダ](https://medakasuisan.com/wp-content/uploads/2018/08/P8313621-1024x683.jpg)
ささみと合わせていただきました
低カロリーな鶏のささみとクラゲを合わせて、いかの肝ポン酢をかけていただきました。コリコリの食感が楽しくてとっても美味しいです。カロリーがほとんどないのに、ボリュームが増した気がします。
美味しい塩クラゲを通販で入手!
今では有明海産の国産赤クラゲスライスもAmazonで手軽に購入できるようになりました。気になったら下記リンクより確認してください。