アサリの旬の時期は春の4月から6月と秋の2回!産卵期の直前が美味しい理由を説明します

アサリの旬の時期は春の4月から6月と秋の2回!産卵期の直前が美味しい理由を説明します

アサリの旬はまさに春!

アサリは産地や漁模様にも非常に左右されますが、春の時期(4月から6月くらい)が旬の時期にあたります。産卵期を前にして栄養を体内にたっぷり蓄えたアサリたちが出回るようになるため、もっとも美味しい時期ということができます。

旬のアサリは安くて美味しいスーパー食材
旬のアサリは安くて美味しいスーパー食材

魚介類が最も美味しい時期は基本的に産卵期の直前であることが多いです。その時期を旬を呼ぶのですが実はここに例外があります。魚介類の旬には『たくさん獲れる時期』と『最も美味しい時期』という2つの意味があり、アサリの旬は前述のとおりもちろん後者です。

しかし、例えばサワラ(鰆)という魚は漢字が示すとおり春が旬といわれることが多いのですが、実は春には産卵のため浅場に上がってくるためたくさん獲れる時期であって、味は冬場のほうが脂がのって美味しいのです。(もちろん産地やサイズ等にもよります)

アサリの産卵期は春と秋の2回

そして一般にはあまり知られていませんが、これまでの研究でアサリは実は産卵期が春と秋の2回あるということが判明しています(産地によって1回だったり時期の前後があります)。そのため春の時期(4月から6月くらい)のほかに晩夏から初秋(だいたい9月から10月ごろ)も美味しい旬の時期ということができます。

旬の時期になると何が違うの?

身入りが非常に良くなる!

市場ではアサリの殻に対しての身の大きさのことを身入り(みいり)といいます。旬の時期になると中身がぷっくり太ってとっても美味しいです!逆に真冬の時期は中身がスカスカになっていることもあります。その時期を見分けることも大事な目利きのひとつですね。

ぷっくりしてなんとも美味しそう
ぷっくりしてなんとも美味しそう

産卵期のアサリは弱くなる?

アサリは産地から出荷される際、海水入りの発泡スチロールで輸送されます。産卵期に入ったアサリは、輸送中に海水中で放卵・放精してしまい弱ってしまうということが稀に起きます。狭い発泡スチロール内で放卵・放精してしまうと水が濁り酸欠状態になるため、死んでしまうアサリも出てくるのです。そのためアサリを扱う業者は夏場のアサリの運搬や販売には特に気を使います。

筆者が美味しいと思ったアサリの産地はココだ!

これまでいろんな産地のアサリを食べてきましたが、私が特に美味しいと思った産地は静岡県浜名湖産、長崎県小長井産、北海道厚岸産のアサリです。これらは大きくブランド化されているわけではないのですが、知る人ぞ知るアサリの名産地だと思っています。

これは熊本県産
これは熊本県産

オススメの食べ方は酒蒸しかワイン蒸し!

旬のアサリは粒が大きくなるので、一粒ずつしっかり味わえる酒蒸しやワイン蒸しがなんといってもおすすめです。味噌汁やクラムチャウダーなどにするとどうしても火を通しすぎて硬くなってしまいます。後ほど紹介する動画でも作っていますが、とにかく簡単でめちゃくちゃ美味しい!旬のアサリはこれ以外ないんじゃないかというほどです。

アサリのワイン蒸しの作り方

5分でできる超簡単、旬のアサリのワイン蒸し
5分でできる超簡単、旬のアサリのワイン蒸し
材料
アサリ 300gくらい(洗っておきます)
ワイン 適当に(100mlくらい?)
にんにく 1かけ~2かけ
オリーブオイル 大さじ1
手順

1.オリーブオイルをフライパンに敷き、にんにくを加え極弱火で加熱します
2.にんにくがふつふつしたらアサリを入れ、一気に強火にかけます
3.すぐにワインを投入し、ふたをして2~3分待ちます
4.全体の半分くらいのアサリの口が開いてきたら火を止めてふたをし、蒸します
5.すべてのアサリの口が開いたらできあがり!

1シーズン何回も作ります
1シーズン何回も作ります

ポイントは加熱しすぎないことです。口が開いていれば火が通っていますので、それ以上加熱しないように注意!

とっても簡単で見栄えもするうえ、味付けの必要もない!料理が苦手な方でも絶品料理ができちゃいます。

旬のアサリの魅力と美味しい食べ方を解説したYouTube動画

私たちめだか水産広報部が運営しているYouTubeチャンネル『さかなでのみましょう』で旬のアサリの美味しい食べ方と砂抜き方法、一番合うお酒などを紹介しています。ぜひご覧ください!

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