コイツがヒドラだ!

メダカ水槽に『ヒドラ』が発生!原因と対処方法を考えるの巻

我が家のメダカ水槽にヒドラが発生

我が家の繁殖用メダカ水槽にヒドラが発生しました。これまでいろんな魚を飼育してきましたがヒドラの発生は初めてです。これを機にいろいろ調べてみました。原因と対処方法を記しておきます。

ヒドラとは?

コイツがヒドラだ!
コイツがヒドラだ!

ヒドラは、クラゲやイソギンチャクなどが属する刺胞動物門の仲間で、淡水域に生息しています。水槽内に発生することで、エビや熱帯魚の飼育に悪影響を与える害虫として知られています。

長年にわたりエビや熱帯魚を飼育している方であれば、ヒドラの存在に気づいたことがあるかもしれません。ヒドラは、水槽内のガラス面やフィルターなどにくっついて生息することが多く、水槽内での観察も容易です。

ヒドラは非常に小さな生物ですが、その生態系に深刻な被害をもたらす可能性があります。例えば、ヒドラが飼育しているエビや熱帯魚を襲うことがあるほか、水質を悪化させたり、他の生物の繁殖にも悪影響を与えることがあります。そのため、ヒドラの駆除は重要な課題となっています。

ヒドラの原因はいくつか心当たりが…

餌の与えすぎ

現在、繁殖水槽では産卵数の増加を促すために餌をたくさん与えています。その結果水質が悪化してしまったと思われます。しかしコケや病気の発生はなくメダカたちは非常に調子が良い状態が続いています。

水草や新しい砂利の導入

ここ1か月ほどで複数の場所から新しい水草や砂利を導入しています。メダカや水草にくっついていたものが繁殖したことはじゅうぶんに考えられます。

発見したのは10個体ほど
発見したのは10個体ほど

実際にスネール(ラムズホーンとキラースネール)は新しい水草の導入以降に急に水槽に発生しました。気をつけていても発生してしまうものなのですね。原因を特定するためにも、メダカの生体や石など、生物が混入する可能性がある商品を購入するショップは固定しておいたほうが無難ですね。

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対処方法を考えてみた

これまでよりも頻繁な水替え

これが一番の対処法でしょう。

昨日1/3ほど水替えを行ったところ、ヒドラが少なくなってるのを目視で確認しました。餌がなければヒドラも繁殖することができないため、定期的な水替えはヒドラの繁殖を防止するのに非常に役立ちます。

これまでは2日に1回ほど1/4程度の水替えを行っていたとのことですが、毎日水替えを行うことにすることで、水質をより安定させることができます。水替えは、メダカが調子を崩したときや苔などが発生した場合など、様々な状況で非常に有効な手段として活用しています。

また、水替えだけでなく、水槽内の環境を整えることも大切です。水質の測定や水槽内の清掃を定期的に行い、適切な水温や餌の与え方にも気を配ることが、健康なメダカの飼育につながります。

ヒドラの捕殺は難しい(というかたぶん無理)

スネールの駆除においては、捕殺が非常に有効な手段です。スネールは繁殖力が非常に高く、一度発生してしまうと駆除が難しくなるため、早期の対処が重要です。水替えでは、スネールの数を減らすことは難しいため、捕まえて駆除することが必要です。

一方、ヒドラの場合は、個体が非常に小さく白く見えづらいため、水槽内での捕殺は非常に困難です。ヒドラによる被害を防ぐためには、水替えや水槽内の清掃が効果的な手段となります。また、ヒドラに対する専用の駆除剤が市販されているため、必要に応じて使用することもできます。

薬剤を使わなくてもヒドラの根絶は容易

ヒドラの駆除にはプラナリア駆除用の薬が有効とされていますが、わざわざ薬を使わなくても水替えだけでそのうち消滅します。

駆除剤の使用には注意が必要です。適切な使用量を守り、駆除剤による水質の悪化を防ぐためにも、使用前には必ず説明書をよく読み、正しく使用するようにしましょう。どうしても駆除剤を使用する際には、魚や他の生き物を退避させることも重要です。

ヒドラをはじめとして害虫が発生したらどうしてもいろんなグッズを買って試してみたくなるところですが、薬では根本的な解決にはならない場合も多いです。原因を特定して考察し、費用をかけずに対処することが大切だと思います。

まとめ

この記事ではヒドラが発生した際の対処方法を説明しました。

水替えの頻度を多くすることがヒドラの発生を抑えると考えられます。

薬剤などに頼らずとも水替えや水質の安定を図ることでヒドラの被害は抑えることが可能です。水質に注意してメダカライフをお楽しみください。

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