サラダフィッシュの第二弾記事は『サラダシーチキン』
前回ご紹介した『サラダフィッシュ さば』に続き、今回はセブンイレブンで購入した『サラダシーチキン』をご紹介いたします。
サラダフィッシュはこれからブームになっていくであろうことは間違いありません。手軽に美味しく健康的に魚を食べたいという日本人のニーズにマッチした、新しい形の魚食文化ではないでしょうか。
開発はもちろんあの『はごろもフーズ』
ツナ缶=シーチキンというほど、シーチキンという名前が日本には定着していますが、実はシーチキンははごろもフーズの登録商標なんです。
そもそもシーチキンってサラダ用じゃないのかよと思いましたが、商品名にサラダをつけることでブームに乗っかろうという感じなのでしょうか。
はごろも『サラダシーチキン』の栄養価とカロリー
この手のコンビニ食で気になるのはやっぱりカロリーや栄養素ですよね。裏面の栄養成分表示をしっかり見る人も増えてきたような気がします。
サラダフィッシュは高たんぱく低カロリーでも注目されていますが、魚種によってかなり異なるので注意しましょう。
なんと、1袋(60g)あたり63kcal!しかも脂質は0.1g、炭水化物は0.0g!これ、もしかしてスゴイ食べ物なのではないでしょうか。皮つきの鶏むね肉が100gあたり191kcalとされていますから、サラダシーチキンはそれよりずっとカロリーが低そうです。
サラダシーチキンの名称は「まぐろ調理品」となっています。
使われているマグロは「きはだまぐろ」
脱線しますが、サラダシーチキンに使用されているマグロは「きはだまぐろ(標準和名キハダ)」です。シーチキンには主にびんちょうまぐろ(標準和名ビンナガ)やきはだまぐろ、まれにカツオが使用されています。
びんちょうまぐろやきはだまぐろは、お寿司などで使われる本マグロやインドマグロ(南まぐろ)と比較すると暖かい海域に生息しており、脂分が少なくさっぱりしており、締まった身が特徴なのです。
そのためシーチキンは植物油を添加していたり、シーチキンにマヨネーズを和えたりすることが多いのですね。
肝心のお味は完全にシーチキン!
筆者は缶詰のシーチキンは大好きですが、サラダシーチキンは油漬けになっていないのでパサつきや味の再現?が気になるところでした。ところがこれ、完全にシーチキンです。しっかりしたマグロの食感と、魚臭さを感じないシーチキンの良さを感じます。ほんとにシーチキンをそのままパックに詰めたような印象です。
マヨネーズやゆず胡椒なんかをつけてみたらもっと食べやすくなると感じます。むしろお酒のつまみにもいいかも・・・。
サラダシーチキンはさすがに他のサラダフィッシュと比較すると脂のりが薄い分パサつきを感じます。ただその分食べ応えはけっこうあるので、ダイエットには向いているかもしれませんね。
常温保存OK。サラダフィッシュの新たな顔が見えた
なんとこのサラダシーチキン、常温保存が可能です。サラダフィッシュの中でも貴重な存在ではないでしょうか。加圧加熱殺菌することで常温保存を可能にしているようですね。常温保存可能で、高たんぱく超低カロリー、糖質ゼロでアレンジも幅広い。これはサラダフィッシュの幅をぐっと広げるスゴイ商品だと思います!水産加工品マニアはこれに注目すべし!