【動画あり】かまぼこの値段の違いは何が決め手?3600円の超高級かまぼこが最高に美味すぎた件

【動画あり】かまぼこの値段の違いは何が決め手?3600円の超高級かまぼこが最高に美味すぎた件

かまぼこは安いものから超高級品まで。何が違う?

一口にかまぼこといっても、安いものから高いものまでありますよね。

安いものは100円以下で買えるもの、高いものになるとなんと数千円もするものもあります。

今回使用したかまぼこの数々。全部味がまったく違いました!今回使用したかまぼこの数々。全部味がまったく違いました!
今回使用したかまぼこの数々。全部味がまったく違いました!

では、かまぼこの値段の違いや味の違いは何から生まれるのでしょうか?

今回は6種類のそれぞれ価格の異なるかまぼこを食べ比べて記事にまとめました。さらにYouTubeの動画でも食べ比べの様子をご紹介しています!

結論から申し上げると鈴廣の3600円の超高級かまぼこは、もはや異次元の美味しさでした。もう一度食べたい!!

そもそもかまぼこってどんな食品?

かまぼこは魚肉練製品の1種です。練製品とは、魚のすり身を主原料とし食塩を加えて寝た後成形し加熱したものです。

練り製品には他にはさつま揚げやちくわ、はんぺん、カニカマなどがあります。日本の練製品技術は海外にも輸出され、今では「Surimi」として定着しています。

練製品の中でもかまぼこはお正月のおせち料理や贈答品としても利用されており、庶民的なものから高級なものまでいろんなランクがあります。

かまぼこは弾力が命!

かまぼこの独特の弾力(テクスチャー)は、魚のすり身に含まれるタンパク質「アクトミオシン」が塩と熱によって変性することによって生み出されます。

この弾力のことを『足(あし)』と呼び、高級なものほど足がしっかりしていることがハッキリわかります。

かまぼこの原料は白身魚

原料となる魚は安いものではタラ(スケトウダラ)などが利用され、最も高級なものはグチ(シログチ、イシモチ)が利用されます。

かまぼこの原料となるタラ(スケソウダラ)
かまぼこの原料となるタラ(スケソウダラ)

シログチ(別名グチ、イシモチ)
シログチ(別名グチ、イシモチ)

それでは、安いものから超高級品まで、肝心の味や食感はどのように違うのか確認していきましょう。

スーパーで売ってた98円のかまぼこ

98円のかまぼこ。しかも10%引き
98円のかまぼこ。しかも10%引き

今回の食べ比べで1本あたりの単価が最も安かったのは1本98円のものです。原材料には魚肉が使われていますが魚の種類がタラ、タイとあります。また、大豆タンパクや加工デンプンが含まれています。
原料は安価なタラ、タイ
原料は安価なタラ、タイ

弾力はほとんどない

食べ慣れた味と言えばそうなのですが高級なかまぼこと比較するとやはり弾力は非常に劣ります。

スカスカして早く昼に帰ってくるようなあの独特の弾力が全くありません。もちろん決してまずいわけではありませんが…。

豊洲市場で200円で売ってたかまぼこ

200円のかまぼこ
200円のかまぼこ

こちらも原材料は魚肉とありますが、米国産のスケトウダラをを使用しているようです。また、食感工場と魚肉を減らすためか、デンプンと大豆粉を使用しています。
味は決して悪くないが…
味は決して悪くないが…

こちらが240グラム入りですのでグラム単価で言うとこれが最も安いです。食感は98円のものと同じく、スカスカして歯ごたえはあまり楽しめない、というのが正直なところです。かまぼこを使った料理に応用するといいかもしれません。

500円のかまぼこ

500円のかまぼこ
500円のかまぼこ

このくらいの価格帯になってくると、使っている原材料も違ってきます。すり身にはハモが混じるようになり、こちらの商品では魚醤(魚介類を発酵させて作る調味料)を使ったものもあります。
歯ごたえもよく魚の味もする
歯ごたえもよく魚の味もする

しっかり弾力も出ており、魚の旨味も感じます。飲食店で『板わさ』として提供されるかまぼこはこのくらいのクオリティかもしれません。

1000円のかまぼこ 籠清

籠清 特上板
籠清 特上板

小田原のメーカー、籠清(かごせい)の特上板です。このかまぼこの特徴は魚肉にグチ(シログチ、イシモチ)を100%使用し、デンプン、保存料、合成着色料を一切使用していないということです。
これは美味しい。これなら毎日かまぼこでもいいや
これは美味しい。これなら毎日かまぼこでもいいや

さすがにこの値段体になってくるとこれまでのものとは食感もおいしさも全く違いました。跳ね返ってくるようなぷりっとした魚肉の食感が非常に心地よいです。

お正月にこのクオリティーのかまぼこが出てきたら嬉しくなっちゃう、そのぐらいのご馳走級のおいしさでした。

1000円のかまぼこ 鈴廣

鈴廣 上小板
鈴廣 上小板

こちらも小田原の有名かまぼこメーカー、鈴廣(すずひろ)の上小板です。年末になるとスーパー等でこの価格帯が並ぶようになるので、見たことがある方は多いのではないでしょうか。
昆布だしが加えられていることで旨味を強く感じます
昆布だしが加えられていることで旨味を強く感じます

メーカーによると1.2cmの厚さが最もおすすめだそうです。たしかに高級なかまぼこは食感が大きな特徴ですから、厚めに切って弾力を楽しむのがいいですね。

3600円の超高級かまぼこ『鈴廣 古今(ここん)』

そして最後に、1本3600円の超高級かまぼこ『古今(ここん)』です。

箱からカッコイイ
箱からカッコイイ

創業慶応元年という老舗かまぼこメーカーである小田原の鈴廣(すずひろ)が、『職人技の集大成』として販売しています。

原料となる魚はグチとオキギス

原材料が少ないほどなんとなくうれしくなる
原材料が少ないほどなんとなくうれしくなる

公式サイトによると、使用している魚は、かまぼこの高級原料であるグチと、相模湾のオキギス(ギス)だそうです。
メッセージ付き。さすが超高級
メッセージ付き。さすが超高級

熱い想いが伝わってきます。だが、今は平成ではなく令和である
熱い想いが伝わってきます。だが、今は平成ではなく令和である

つるっとしたのど越しと口当たり、心地よく強い歯ごたえ

この超高級かまぼこ『古今(ここん)』ですが、口に入れた瞬間から違いがはっきりわかります。口当たりが非常になめらかで、つるっとしてソフトなのです。

そして噛んでみると、なんとも歯に心地よい弾力!口の中に旨味が一気に広がります。のど越しもつるっとしています。正直かまぼこで感動するとは思ってもいませんでしたが、たしかにめちゃくちゃ美味しいです。

古今は本当に美味しいので食べてみて!
古今は本当に美味しいので食べてみて!

動画でもかまぼこの食べ比べと魅力を紹介しています

めだか水産広報部がお送りするYouTubeチャンネル『さかなでのみましょう』では、目隠しした状態でこれらのかまぼこのどちらが高価か当てる企画を行いました。

動画がおもしろいなと思っていただけた方、最高級かまぼこを食べたいと思ってくれた方、次も見たいと思っていただけたら是非ともチャンネル登録、グッドボタンをよろしくお願いいたします!

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