牡蠣は栄養豊富な海のミルク
牡蠣は冬の味覚として誰もが知る非常に有名な食材です。日本だけに限らず世界中で食用として天然養殖問わず用いられています。
秋から冬がおいしい季節といわれているが…
牡蠣といえば秋の終わりごろから真冬の時期が一番美味しい旬のイメージがあるかと思います。でも実は日本全国で養殖されるようになってから、一年中おいしい季節が巡ってくるようにもなっているんです。
牡蠣はタウリンが豊富
牡蠣にはタウリンが豊富なことが知られています。タウリンと聞くと一定年代以上の方々はあるドリンクのCMを思い浮かべるかもしれません。
タウリンは主に筋肉に多く含まれている、体のあらゆるところに存在しているアミノ酸の1種です。筋肉運動を司る神経の情報伝達を高める働きがあると言われています。そのため筋肉疲労や筋肉痛等に効果がある可能性があります!
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牡蠣の旨味の秘密はグリコーゲン
牡蠣にはグリコーゲンが多く含まれることもよくわかっています。グリコーゲンは単体では無味無臭ですが、他のうまみ成分と合わさることでコクや甘みをもたらすとされています。そのうまみ成分の代表が貝類に多く含まれるコハク酸です。
牡蠣の炭水化物はそのほとんどがエネルギーに変わりやすいグリコーゲンでといわれています。疲労回復に効果があり肝臓の働きを助けるとされています。
牡蠣はタンパク質は意外と少ない
牡蠣の成分値を見てみると、タンパク質が100gあたり約6から7グラムとなっています。ホタテガイやトリガなどのように、特定の部分をだけを食べる貝(ホタテは貝柱、トリガイは足)と違って牡蠣は全体をそのまま食べる貝です。
牡蠣は亜鉛が豊富
筋トレを行うと筋肉の合成が促進されます。その間に、筋肉の礎となるタンパク質を摂取することで効率的に筋肉を大きくすることができます。
しかし、筋肉をつけるために摂取しておきたい栄養素はタンパク質だけではありません。牡蠣に多く含まれる亜鉛は筋肉の合成に関わるホルモンの分泌を促進させる働きがあるそうです。
筋トレを行うと肝臓でインスリン様成長因子(IGF1)が成長ホルモンによる刺激の結果分泌されます。亜鉛不足になるとIGF1の産生が低下することがわかっています。牡蠣に多く含まれる亜鉛は筋トレに非常に重要な栄養素なんですね!
牡蠣は筋トレ時に積極的に摂取したい水産物
ということで牡蠣はタンパク質は少ないものの亜鉛やタウリン、グリコーゲンなどがたくさん含まれており、しかも低カロリー(100gあたり60kcal)な、非常にヘルシーで筋トレに効果がある食材と言えるのではないでしょうか。
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