今、メダカの品種改良がスゴイことになっているってご存知ですか?ヒレが長いもの、体が極端に短いものなど…。
この記事では現在のメダカブームを牽引する代表的な品種をご紹介します。メダカの品種名は販売されていた際の名前です。
ヒメダカ
メダカといえば一番真っ先に思いつくのがこのヒメダカではないでしょうか。野生のメダカの突然変異で黒色素胞と呼ばれる色素細胞を持たない個体が生じたものといわれています。
このヒメダカからより赤い楊貴妃メダカなどが誕生していきます。メダカの品種改良においては最も古い品種といえます。江戸時代からヒメダカが飼育されていたという説もあります。
この品種は体も非常に丈夫で飼育も簡単。最初に飼育する種類としては最適かもしれません。
楊貴妃メダカ
楊貴妃メダカは2000年代前半ごろに発表された、現在のメダカ人気の火付け役となったメダカの1種です。ヒメダカは黄色が強い種類ですが、楊貴妃メダカは赤色が強くなるように品種改良した種類です。
この楊貴妃メダカのうち、より赤色が強いものを固定していき『紅帝(こうてい)』と呼ばれる品種も発表されています。楊貴妃メダカも丈夫な個体が多く比較的飼育しやすいと感じます。
幹之メダカ(みゆきメダカ)
みゆきメダカは背中が青白く美しく光る品種です。水槽などで横から観察するよりも、鉢や池などで上から眺める飼育方法に向いている品種といえます。
背中のほかしりびれの縁も美しく光ることもみゆきメダカの特徴です。このみゆきメダカをベースとして、黒みゆきメダカや青みゆきメダカなどが作出されています。
今年はついにメダカブーム爆発が来るかも!?
2000年代前半ごろから静かなブームが続いていた改良メダカの世界ですが、なんとなく2019年はブームが過熱しそうな気がしています。
よりメダカの飼育が身近になってくれるように、これからもメダカの記事をたくさん書いていきます!
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