網で捕まえて直接採卵する

メダカの餌やりは一日何回?どのくらいの量を与えればいいの?初心者がやりがちな『与えすぎ』に注意

メダカの餌は一日何回与えればいいのか?

メダカの餌、みなさんは一日何回与えていますか?メダカが健康に生きていくためにはもちろん餌が必要です。しかし、やる餌の量や回数によってはメダカの命を失う原因にもなりかねません。

当たり前の話ですが、やる餌の量は多すぎても少なすぎてもいけません。多すぎては餌の食べ残しやフンなどメダカの代謝によって水が汚れる原因となり、やる餌が少なすぎては生命が維持できません。また、産卵数が少なくなったり病気の原因になる場合もあります。

本記事ではメダカの飼育で大切な餌やりの方法と回数、どのくらいの量をやればいいのかを解説します。水槽での室内飼育でも、屋外での容器の飼育でも基本的には同様です。

健康的なメダカを育てよう
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基本は一日2回くらいがおすすめ

一日の餌やりの回数、おすすめは一日1回から2回です。やる時間は朝に1回と昼から夕方前に1回の計2回が良いでしょう。ざっくり言えば午前に1回、午後に1回のイメージで問題ありません。

 

日が落ちて暗くなってくる時間になるとメダカの活性が落ち、あまり餌を食べなくなります。そのため、夕方以降は餌を与えるのは控えたほうが良いでしょう。

水温がじゅうぶん上がってから与えよう

水温がじゅうぶん上がっていない朝早い時間にも活性が上がっていないためあまり餌を食べません。

そんな時間に餌を与えてしまうと餌の食べ残しで水質を悪化させる原因になってしまいます。

水質の悪化は産卵しなくなったり病気の原因となるため、餌の食べ残しにはとくに注意しましょう。

餌やりは水温が上がってから
餌やりは水温が上がってから

一度にやる餌の量はどれくらい?

一度に与える餌の量は2分くらいで食べきれる量

一度にやる餌の量は、いろんな文献があると思いますが2分で食べきれる量が良いでしょう。

もし餌を与えてもメダカが食べる気配がないときは無理に与えず、食べ残しにならないように網で回収してしまったほうが良いでしょう。

餌が沈む前に食べきるようにするのも重要

餌が沈む前に食べきる量をやる、というのもメダカ飼育のポイントのひとつです。

初心者の方は沈む餌よりも長時間浮かんでいる餌のほうがメダカが餌を食べ切っているかわかりやすいのでおすすめです。

最近は改良メダカブームもあり色々な餌が販売されていますが、おすすめは浮上性がそこそこ強く、残った餌が確認しやすいものです。以下のリンクのようなものを使うと良いでしょう。

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秋から冬は餌の量と回数を減らそう

秋から冬にかけては水温が下がり、あわせてメダカの活性も下がるため徐々に餌を食べなくなっていきます。

メダカの活性に合わせて与える餌の量と回数を減らしていきましょう。

秋や冬でも気温が高く、メダカが水面近くまで元気に泳いでいるような日には少量の餌を与えましょう。

真冬はしばらく餌を与えなくても大丈夫

真冬になるとメダカは餌を摂ることをやめ、ほとんど動かなくなります。冬眠に近いような状態ですので、餌はしばらく与えなくても大丈夫です。

屋内の水槽飼育でヒーターを設置している場合

屋内の水槽飼育で、ヒーターによって加温飼育している場合はもちろん秋~冬の時期も餌を与え続けましょう。

ヒーターを設置していない場合は餌の量を減らすようにしましょう。また、水槽を設置している部屋の室温が高くても水温は上がり切っていない場合があります。

部屋が暖かいからといって餌を与えすぎるのには注意しましょう。

初心者にありがちなのは餌の与えすぎ

多くの方は、はじめてメダカを飼育するときには小さな容器や水槽で開始すると思います。

しかし、小さな容器での飼育は実は意外と難しく、水質が急激に変化しやすいため少量の食べ残しや餌の与えすぎによる多量の排泄物でも一気に水質が悪化してしまいます。少量ずつ食べきる量をやる、ということを必ず覚えておきましょう。

餌の与えすぎによる食べ残しや排泄物は水の中の微生物によって分解されるのですが、その過程で発生するアンモニアは毒性が強く魚にとって非常に有害な物質です。

飼育水のアンモニア濃度が一定量を超えると、メダカはアンモニア中毒となって死んでしまいます。餌の与えすぎは非常に危険なのです。

稚魚や針子の餌の回数は?

1日2回の餌というのはあくまでも成魚(大人のメダカ)の場合です。稚魚や針子(生まれてから2週間程度)の餌やりはもっとデリケートです。

針子(卵から生まれて2週間まで程度)の餌の量と回数

メダカの針子は遊泳力が非常に弱いため、大人のメダカのように広い範囲を動き回って餌を探すことができません。

そのため、餌はなるべく回数を多くして常に餌にありつける状態を作る必要があります。

また、食べる量も非常に少ないため、与える餌の量も少なくしましょう。具体的には指にほんの少しついた分を払う程度です。

稚魚(生後1か月以降)の場合

針子の期間を過ぎて遊泳力が強くなった稚魚の場合、餌の量と回数は大人と同様で問題ありません。

繁殖を狙うなら『飽和給餌』がおすすめ

メダカ飼育の醍醐味といえば繁殖ですよね。繁殖を狙う方やメダカの養殖をしている方は『飽和給餌』と呼ばれる飼育方法を実践している場合が多いです。

メダカの卵とメダカの稚魚
メダカの卵とメダカの稚魚

飽和給餌とは?

飽和給餌とは、難しい言葉のように感じられますが要は常にお腹いっぱいになるよう餌をやることです。しっかり餌を食べて体力をつけたメスは毎日のように数十個の卵を産んでくれます。

メダカのメスは栄養状況によって産卵数が変わってきます。栄養状態が悪ければ少量の、栄養状態が良好であればたくさんの卵を産んでくれます。

飽和給餌のポイント

一日に何回も餌をやる

飽和給餌をする場合は一度にたっぷりの餌をやるのではなく、通常の量からその2倍くらいの量を一日に何度もやるのがおすすめです。

ただし餌をしっかりと食べる状態にあることが前提です。餌を積極的に食べない時期であったり、健康状態が良くない場合は飽和給餌はできません。

毎日の水替えが必要

飽和給餌によって餌やりの量や回数を増やすと当然水質の悪化も早くなります。

水替えは毎日行い、砂利の掃除も怠らないようにしなければなりません。ろ過器の性能もきちんと確認しておかないといけませんね。市販の餌の中には水質改善をうたったものもありますので、試してみてはいかがでしょうか。

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まとめ

  • メダカの餌の回数は午前に1回、午後に1回の1日2回。量は2分で食べきれる程度がおすすめ。
  • 餌の与えすぎには特に注意が必要。水質が悪化してメダカの死因になる
  • たくさんの卵を産ませたい場合は飽和給餌がおすすめ。ただし水質には注意

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