【2018年夏】もう失敗しない!初心者メダカの稚魚の育て方:稚魚の餌と容器【まとめ】

【2018年夏】もう失敗しない!初心者メダカの稚魚の育て方:稚魚の餌と容器【まとめ】

メダカ飼育やメダカの繁殖で最も難しいのは生まれてから2週間くらいまでの稚魚期のメダカの育て方。むしろここを攻略できればメダカの繁殖は簡単です。初心者にも実践できるメダカの稚魚の育て方をご紹介します。

【2018年夏】もう失敗しない!初心者メダカの稚魚の育て方【まとめ】

メダカの繁殖は稚魚(針子)の期間が最も難しい!

メダカは条件さえよければほぼ春から秋にかけて頻繁に卵を産んでくれます。卵から稚魚を孵化させる過程は意外と簡単で水カビの発生にだけ注意していれば大丈夫なのですが、難しいのは生まれた稚魚を大きくするところ。遊泳力が強くなる体長1cmくらいまでに育てるのがメダカ繁殖でもっとも難しいところです。ここを超えれば、安定して餌も食べられるようになり飼育難易度はとても簡単になります。

生まれたてのメダカ稚魚とすりつぶした餌
生まれたてのメダカ稚魚とすりつぶした餌

メダカ稚魚の育て方のポイントは餌!

メダカの稚魚を育てるにあたっては、餌が重要なポイントになってきます。

メダカの稚魚に与える餌

メダカの稚魚は非常に小さく、当然ながら成魚のメダカと同じ餌を食べることができません。また、遊泳力も強くないので常に餌が稚魚の周りにあることが重要です。

メダカ稚魚の周りにある白い粉が餌です
メダカ稚魚の周りにある白い粉が餌ですOLYMPUS DIGITAL CAMERA

マグロやウナギなどの養殖魚でも同じく、魚類の稚魚期は口に入る大きさの餌を確保し稚魚に与えることが一番難しいとされています。

インフゾリア(ゾウリムシなど)

メダカの稚魚の育て方をインターネットで調べると、「インフゾリア」や「ゾウリムシ」という言葉を目にすると思います。インフゾリアはinfusoriaのカタカナ読みで、滴虫類・繊毛虫類という意味だそうです。

どうやら今は学術的には使われていない用語なのですが、アクアリウムの世界ではミジンコやケンミジンコなどよりもさらに小さいプランクトンのことをインフゾリアと総称しています。メダカの稚魚に与えるインフゾリアとしてはゾウリムシが有名です。最近では「インフゾリアの素」や「ゾウリムシ水」などの用品がメダカの飼育グッズとして販売されているのを見かけます。

メダカの稚魚もこのインフゾリアを食べて成長します。我が家では室内の水位の浅い水槽をずっと水換えしていなかったところ、水面にわずかに動き回る小さな小さな生物が発生しているのに気が付き、ずっと観察しているとメダカの稚魚がこの生物を食べているのがわかりました。貴重な動画を撮影することに成功したので是非ご覧ください。

ゾウリムシを安定的に確保するのは難しい

しかし、少量の水換えをしただけでゾウリムシはいなくなってしまいました。一度ゾウリムシの増殖をやってみたことがありますが、安定して増殖することはやはり難しかったです。メダカの販売を大規模に行っている養殖業者さんなどではメダカの稚魚のためにゾウリムシを増殖しているところもあるかと思いますが、家庭レベルではゾウリムシの安定した増殖はなかなか困難なのではないでしょうか。

大人用の餌を細かくすりつぶして与える

ということでめだか水産がおすすめする初心者のためのメダカ稚魚用の餌は『大人メダカ用の餌をすりつぶして与える』です。要は稚魚の口に入るようなサイズに加工するということですね。稚魚の口はとーっても小さいので、パウダー状くらいにすりつぶしてあげましょう。めだか水産で使っているのは過去の記事でも紹介している『GEX:メダカ元気 繁殖・成長用プロバイオフード』です。

GEX:メダカ元気 繁殖・成長用プロバイオフード
GEX:メダカ元気 繁殖・成長用プロバイオフード
過去記事:【2018年夏】初心者も安心!めだか水産が教えるメダカの餌やり回数と餌のやり方!
https://medakasuisan.com/medaka/post-134/

この餌は比較的水に溶けにくく、パウダー状にすりつぶしやすいので稚魚期から大人までいろんなメダカに使えます。ただし、指ですりつぶすとニオイがかなり臭い…というデメリットがあります笑

餌やりの頻度はを1日3~4回は与えたいところです。メダカの稚魚は大人メダカと違って胃袋なども未発達です。なるべくこまめに餌を与えるようにしましょう。メダカ稚魚が死んでしまう原因の多くは『餓死』です。

メダカ稚魚にはどんな容器が最適?

メダカの稚魚は大人メダカと一緒に飼育していると、大人メダカに食べられてしまいます。メダカにとって、口に入るサイズで動き回るものは餌として認識してしまうからです。そこで我が家ではメダカ稚魚は水と浮草だけを入れた30cmくらいの発泡スチロール容器で育てています。大人メダカから卵を採取したら、その発泡スチロールにそのまま卵を入れてしまいます。多少水カビが生えてしまうこともありますが、メダカの卵はたくさんとれるのであまり神経質にならないようにしています。

最初は直径10cmくらいのカップにメダカ稚魚を入れていました
最初は直径10cmくらいのカップにメダカ稚魚を入れていました

遊泳力が強くなってきて、大人メダカと混泳しても食べられないサイズになったら(だいたい生後3週間くらい?)、大人メダカと混泳することにしています。話がそれてしまいましたが、稚魚の容器は水質が安定すればなんでも良いというのがめだか水産の見解です。ただし、あまりに広い容器にしてしまうと、稚魚に餌を与えるときに広範囲に餌をまかなければならず、食べ残しが増えて水質の悪化につながりますので注意しましょう。

まとめ

メダカの稚魚育成には餌が非常に重要ですが、ゾウリムシなどのインフゾリアを増殖させるのは初心者にはとても難しいです。卵が産まれたら隔離して、孵化したら大人用の餌をパウダー状にすりつぶして与えるのが初心者にはおすすめです。

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