春〜夏のメダカシーズンは間もなく!
今年ももうすぐ暖かくなってきて、本格的なメダカシーズンが始まりますね。春になるとペットショップやホームセンターに徐々にメダカが並び始めます。
メダカの飼育方法は水槽による室内飼育と鉢やプラケースなどによる屋外飼育に大別されます。
水槽での飼育ならヒーターを用いれば一年中緑色の鮮やかな水草の育成も楽しむことができます。アクアリウムのようにオシャレなレイアウトもできますよ!
ということで今回は室内での水槽飼育にオススメの水草を紹介します。どれも丈夫で初心者の方でも育てやすいものばかりです!
めだか水産が販売する水草の種を購入しませんか?
アクアリウム用のソイルやメダカに使用する赤玉土で簡単に発芽する水草の種。密集して植えればじゅうたんのようにもなります。
メダカビオトープやメダカ水槽の新しい飼い方としておすすめです。『めだか水産 苔部』ではメダカ生体や各種グッズも販売しています。
メダカ水槽にオススメの水草:アナカリス(オオカナダモ)
学名:Egeria densa
アナカリスは南アメリカ原産の沈水植物(体がすべて水中にあり、水底に固着して生活する水生植物。要は普通に想像する水草)です。
昔から「金魚藻」のひとつとして有名ですが、実は日本で爆発的に繁殖したのは1970年代とされています。
CO2の添加は必要ありません。CO2がなくても非常に成長が早く、伸びすぎて他の植物の照明を遮ってしまうこともしばしば。
それほどアナカリスは丈夫で初心者向きの水草といえます。成長方法はぐんぐん上に向かって伸びていきます。
透明感がある濃いめの緑色はメダカとの相性もばっちりです。冬になっても室内なら枯れることはないでしょう。
アナカリスが水槽を覆うように繁茂すれば稚魚の良い隠れ家になります。水槽内で生まれたメダカの稚魚が成魚に襲われずに成長できるかもしれません。
ショップではなるべく「無農薬」と書かれているものを入手するようにしましょう。アナカリスをはじめとする水草は輸入品も多く、農薬が残留している場合があります。
農薬はメダカの成魚なら問題はないと思いますが、メダカの稚魚や水槽内に繁殖しているプランクトンには有害な場合があります。
メダカ水槽にオススメの水草:カボンバ
カボンバはメダカや金魚を飼う方ならおなじみの水草ですよね。カボンバもアナカリスと同じく「金魚藻」と呼ばれる植物です。
お店によっては「ガボンバ」や「カモンバ」などと呼ばれていることもよくあります。属名からいうと「カボンバ」が正しいと思われます。
カボンバも非常に丈夫な水草で、初心者でも簡単に育てることができます。CO2の添加も必要ありません。
アナカリスと比較すると少し繊細なイメージがありますね。横方向にも伸びる感じなのでボリュームも出やすいです。
後述するマツモによく似ていますが、マツモは根がなく葉が茎から直接出ているように見えるあたりが見分けるポイントになります。
メダカ水槽にオススメの水草:マツモ
マツモは先述のアナカリスやカボンバよりは販売しているショップやホームセンターが少ないように感じます。マツモは日本原産の水草です。(かといって外の川や池に放すのは絶対にやめましょう)
マツモは根を持たない水草です。そのため、砂利や土に植えることもできますが単純に浮かべておくのがおすすめです。成長が早いので浮かべておくだけでどんどん伸びていきます。
沈める場合は水草用のおもりを使用しましょう。本数を増やしたいときはハサミでカットするだけです。カットした部分から新しい茎が発生してきます。
増やすのも簡単で、浮かべておくだけなので砂利や土も不要なのが初心者にオススメの理由です。
逆に成長が早すぎて水槽を覆いつくしてしまうことがありますので、こまめにトリミングするようにしましょう。
めだか水産が販売する水草の種を購入しませんか?
アクアリウム用のソイルやメダカに使用する赤玉土で簡単に発芽する水草の種。密集して植えればじゅうたんのようにもなります。
メダカビオトープやメダカ水槽の新しい飼い方としておすすめです。『めだか水産 苔部』ではメダカ生体や各種グッズも販売しています。
まとめ:メダカ水槽には水草を入れるのがおすすめ
ここまで読んでいただきありがとうございます。初心者の方でもメダカ水槽には水草を入れておくことをおすすめします。
水草を導入することで景観が美しくなるのと、、メダカの隠れ家になること、水質の浄化効果などのメリットが挙げられます。
ご紹介した3種類の水草はどれも非常に育てやすいです!今年は是非水草にチャレンジしてみてください。