メダカは違う品種を混泳(同居)させても大丈夫?
めだか水産の直売でよく聞かれる質問
私たちめだか水産は関東近郊のマルシェなどでメダカの直売を行っています。様々な質問をいただくのですが、その中でも多いのが『違う種類のメダカを一緒に飼ってもいいの?』というものです。
本記事では、違う種類のメダカを一緒に飼育しても大丈夫なのか、どんな影響があるのかを解説します。
メダカにはいろんな種類が存在する
近年ブームになっている品種改良のメダカたち。赤色のものから昔ながらの黄色、白色や黒色まで様々な種類(品種)が生み出されています。

ホームセンターやペットショップなどでは品種名(商品名)がつけられたメダカが販売されていますよね。※この記事では以下、品種を「種類」と表記しています。
みゆきメダカ、楊貴妃メダカ、オロチメダカなどはすべて同じ『メダカ』
品種改良メダカの代表的なものは楊貴妃メダカ、みゆきメダカなど。これらはもともとはすべて同じ1種類の『メダカ(学名:Oryzias latipes)』です。

ということで、メダカの色や柄の違いは個性によるものです。違う種類を一緒に飼育しても問題はありません。もちろん違う種類のメダカ同士で繁殖することも可能です。
違う種類で一緒に飼育するときに気を付けたいこと
体形が違うメダカがしっかり餌を摂れているか確認しよう
ダルマメダカや半ダルマメダカなどはその体形からあまり素早く泳ぐことができません。
通常体形のメダカと一緒に飼育している場合は、ダルマメダカがしっかり餌を食べているかチェックしましょう。
ヒカリメダカ(背びれと腹びれが同じ形をしているメダカ)やヒレ長メダカなども通常体形のメダカと比べると泳ぎの上手さが劣ると思われます。
一緒に飼う場合は注意してください。
めだか水産広報部がオススメするメダカの餌はメダカの舞ネクストとメダカの舞ブリードです。
評価ポイントは高浮上なこと、食いつきが良いこと、粒の大きさがそろっていて使いやすいところです。
餌を食べているのを観察するのはメダカ飼育でも楽しい時間のひとつですよね。メダカたちにはなるべく栄養豊富で成長が早くなる餌を選んであげましょう!
繁殖すると生まれてくる子供は原種メダカに近い色に
たとえばみゆきメダカと楊貴妃メダカの子供は、そのまま楊貴妃メダカやみゆきメダカが生まれてくるわけではなく、茶色や灰色など原種メダカに近い体色のメダカが生まれてくる場合があります。

遺伝の法則についてはここでは触れませんが、色や体形の系統維持を考えている方は違う種類を同じ水槽や容器で一緒に飼うのは避けたほうが良いでしょう。
雑種は成長が早い!(と思う)
犬や猫でも同じように純血種よりも雑種のほうが丈夫な場合が多いです。
違う種類同士で繁殖して生まれてくる雑種メダカは純血種のメダカに比べて成長が早く体形も自然で死亡率も低いです。

やはりどんな動物でも雑種は強いものなのでしょうか。品種にこだわらない方なら、むしろ違う種類同士で繁殖させるのもおすすめです。
めだか水産広報部がオススメするメダカの餌はメダカの舞ネクストとメダカの舞ブリードです。
評価ポイントは高浮上なこと、食いつきが良いこと、粒の大きさがそろっていて使いやすいところです。
餌を食べているのを観察するのはメダカ飼育でも楽しい時間のひとつですよね。メダカたちにはなるべく栄養豊富で成長が早くなる餌を選んであげましょう!
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