サラダフィッシュがブームの兆しを見せている
2018年中ごろからじわじわとその名が知られるようになってきたサラダフィッシュ。サラダチキンの次は日本人の食生活を古くから支えている『魚』で間違いありません。
各メーカーから様々なサラダフィッシュが登場していますが、どれも美味しくて驚いています。今回紹介するサラダサーモンも素晴らしい商品でした。
水産メーカー松岡水産の『サラダサーモン』
今回紹介するのがこの『サラダサーモン(スモーク)』です。
サラダサーモンのメーカーは、水産にかかわる人にはおなじみの、千葉県銚子に本社を構える松岡水産株式会社です。
最近コンビニなどでパックになった魚のお総菜をよく見かけるようになりましたよね。サバの味噌煮や鮭の塩焼きなどが真空パックなどになってるやつです。便利なうえに味も食感もすごく美味しくて驚くレベルに達しています。そんな総菜を作っているメーカーが松岡水産です。
メーカーの松岡水産はサーモンに強い!
さらに松岡水産はレストランや居酒屋さんなどでプロの料理人が使用する業務用のスモークサーモンなどを作っている会社でもあります。サーモン関連の製品には非常に強いイメージがあります。これは期待できますね!
品質表示からサラダサーモンの情報を分析!
食べる前にまずはサケの種類や気になるカロリーなどの栄養成分をチェックしていきましょう。
使われているサーモンは『アトランティックサーモン』
サラダサーモンに使用されているサーモンは高級サーモンであるアトランティックサーモン(タイセイヨウサケ)です。主にノルウェーやチリなどで養殖されており、大型で脂のりがよく味も色も素晴らしいサーモンです。
アトランティックサーモンは市場では『アトラン』と呼ばれています。ノルウェーからは定期的に鮮魚の状態で飛行機で空輸されてきており、鮮度も抜群な状態でレストランやデパートなどに並びます。
前回紹介した『サラダフィッシュ トラウトサーモン』は商品名どおりトラウトサーモン(ニジマス)を使用していました。原料から言っても、こちらのサラダサーモンのほうが高値です。
やっぱりカロリーも糖質も低い
サラダサーモン(スモーク)のカロリーは1パックあたり127kcalです。量が少ないということもありますがやはり低カロリーですね。
脂質は8.0gとやや高めな気もしますが、魚の脂肪分にはDHAやEPAが含まれているので健康効果もあります。さらにサーモンには抗酸化物質として知られる『アスタキサンチン』が豊富に含まれています。アスタキサンチンの効果についてはここでは詳しく述べませんが、アンチエイジングや眼精疲労、メタボ対策に効果があるんだとか。
原材料はサーモンと塩だけ!無添加なのもポイントか
素晴らしいのがこのサラダサーモン、なんとサーモンと塩だけで製造されているんです。サラダフィッシュの中にもいろんな添加物を使用しているものがありますから、気になる人もいらっしゃるかと思います。
どこかで食べたような味…これスモークサーモンだ!
今回買ってみたのはスモーク版。さてどんな味がするのか…サラダフィッシュなのでもちろんそのまま食べられます。
パックを開けてすぐに感じたのは燻製の良い香り。高級なスモークチーズか何かを開けたときのような香りです。山桜のチップで燻製しているそうです。
なんか食べたことある味だな…と思ったら、当たり前ですがスモークサーモンの味です!味付けは薄くも濃くもなくちょうどいい塩加減!
肉厚の身で食べ応えも脂のりもじゅうぶん
アトランティックサーモンを使っているだけあって脂のりも良いです。かといって脂っこいわけではなく、ちょうどいい具合になっています。残念なのはその価格か
味、見た目、健康効果、食感など非常に高レベルでまとまっているサラダフィッシュであるサラダサーモン。ただ一つの欠点は『価格がけっこう高い』ことでしょう。
サーモンをはじめとした魚介類全般は世界的に需要が増加しており、価格が非常に高騰しています。仕方ないことかもしれませんが毎日食べるにはちょっときつい価格かな、と思います。
ただしそれだけの価値はあるおいしさですので、気になった方は是非ともお試しください!