スーパーでカツオを買ったら大ハズレ。だったら漬けてみて!
近年、スーパーではサクやお造りの状態でカツオのたたきが販売されるようになりましたよね。おつまみやおかずに買って帰る方も多いと思います。ところが、買ってみたものの思ったより臭くて美味しくない…という経験をしたことがないでしょうか。そんなときに活躍するのが今回の記事です!
そもそもなぜ美味しくないカツオのたたきが多いのか?
スーパーで売っているカツオのたたきは(東京など大都市圏では)多くの場合、宮城県や鹿児島県などの産地で水揚げされたのち炙ってたたきに加工し、そのあと冷凍されてお店に届き、解凍して販売されているものです。
そのため生のカツオをたたきにしたものと比べて食感や鮮度の面で劣ることがあります。また、カツオは血合いの部分が変色しやすく臭みやカツオ独特のクセが出やすいです。
美味しいカツオのたたきが食べたかったら、サクの状態で販売されていて『解凍』の表示がないものや、生のカツオを買ってフライパンやガスで炙るのがおすすめです。
『カツオのたたきの漬け』の作り方
というわけで閑話休題、本題のカツオのたたきを漬けにする方法に移ります!材料があれば作るのはとっても簡単。ぜひ試してみてください!
TwitteなどのSNSでバズっている焼き肉のタレを使うカツオの漬けレシピなど、ネット上には人気のカツオ漬けがいくつかあるようですが、実際に作ってみても正直美味しくない…と思ったのが今回この記事と動画を作るきっかけになりました。このレシピは本当に美味しいです!
材料
材料は下記のとおりです。(二人前)
- カツオのたたき 200g(食べやすい大きさにカットしておく)
- 醤油 小さじ8
- 砂糖 小さじ6
- 酢 小さじ2
- ごま油 適量
POINT:【醤油:砂糖:酢】=【4:3:1】になっていればOkです!
作り方は混ぜて漬けるだけ!
作り方、といっても簡単なものです。すべての調味料を混ぜ合わせ、カットしたカツオのたたきを和えて漬けておくだけ。
ごま油やオリーブオイルなどの食用油は、お刺身の表面をコーティングして、臭みを感じるのをおさえる効果があります。カルパッチョと同じ理屈ですね。カツオは鮮度が落ちるとクセがかなり出やすいので、ごま油を入れてあげると臭みが緩和されます。
調味料を混ぜ合わせたらカツオのたたきを入れて和えます。
混ぜ合わせたら冷蔵庫で30分くらい置いておきます。ラップをしておけば乾燥が防げます。そもそもこうした容器ではなくジップロック等の密閉できる袋でももちろん作れます。そちらのほうが調味料が少なくて済みそうですね。
冷蔵庫で30分寝かせてできあがり!
あとは冷蔵庫で寝かせてできあがり!身がしっとりとして臭みもなく、ご飯によく合う漬けになりました!お刺身ではご飯が食べられないという方にもおすすめです。動画でもこのレシピと作り方を紹介しています
めだか水産広報部が運営するYouTubeチャンネル『さかなでのみましょう』でも調理工程を含めレシピ等も紹介しております。
動画が面白い、おいしそうと思っていただけたら是非高評価ボタン、チャンネル登録よろしくお願いいたします!
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