【いわし缶レビュー】『マルハニチロ 釧路の大羽いわし味付』
先日食べて非常においしかったいわし缶をご紹介します。いまTVやSNSなどではサバ缶がよく取り上げられており空前のサバ缶ブームになっています。これからは豊漁になっているマイワシを使ったいわし缶が主流になってくるでしょう。そういうことで、まだ誰もやっていない(と思う)いわし缶のレビューを続けています!
今回紹介するのはマルハニチロの『釧路の大羽いわし味付』です。こちらは一般的なスーパーでも販売されているいわし缶です。
大羽いわしが丸ごと2尾入り!
『大羽いわし』とは、マイワシのうちサイズの特に大きいものを指します。マイワシは漁獲されて市場で仕分けされる際に、サイズごとに大きいものから『大羽(おおば)』『中羽(ちゅうば)』『小羽(こば)』と分類されます。大きいもののほうが脂がのって食べ応えもあり美味しいため、一般的に大羽いわしのほうがかなりの高値をつけます。『マルハニチロ 釧路の大羽いわし味付』では18cm以上の大羽いわしを使っているようです。
見た目にもインパクトがあって味も期待できそうですね!
スゴイ完成度。甘めの煮つけの味
盛り付けてみると、その大きさと身の厚さに驚きます。よく成長して太ったいわしになると身が厚くなるんです。これは相当いい原料を使っているな…おさかなマニアはそう思います。
肝心のお味はもちろんとっても美味しいです!!昔ながらの甘めの魚の煮つけといった印象です。決して甘すぎることはなく、変に醤油くさいわけでもない。身は脂がのっているのでしっとりとして簡単にほぐれます。缶詰にありがちなパサパサとした触感は一切ありません。今まで食べたいわし缶の中でもボリューム・味の面から言えば最高峰かもしれません!
缶切りがないと開けられない!!
ところがこのいわし缶、ちょっと減点があります…。缶切りがないと開けられないんです!!
今流通しているいわし缶は、多くがEO缶(イージーオープン缶)という缶切りがなくても開けられる缶を使用しています。そのおかげで、缶を開けるには缶切りが必要なことすら忘れてました。若い世代はあまり日常的に缶詰を食べることがありません。缶切りを持っていない人も珍しくないのではないでしょうか。これからいわし缶ブームに向けてこの点は改善していただきたい…。
知ってるとちょっとカッコイイいわし缶
ということで今回ご紹介したいわし缶は『マルハニチロ 釧路の大羽いわし味付』でした。価格は決して安くない(300円台後半か?)高級な缶詰なのですが、それだけの価値は間違いなくあります。おかずにはもちろん、唐辛子やマヨネーズなどを加えればいいおつまみになりますよ。知っていると誰かに勧めたくなる、そんないわし缶でした!
原材料表示など
- 名称:いわし味付
- 原材料名:いわし、糖類(砂糖、糖みつ)、しょうゆ、しょうが汁、食塩、(一部に小麦・大豆を含む)
- 固形量:110g
- 内容総量:200g
栄養成分表(100gあたり)
- エネルギー:163kcal
- たんぱく質:14.8g
- 脂質:6.9g
- 炭水化物:8.9g
- 食塩相当量:1.1g