イワシは代表的な青魚
日本を代表する青魚であるイワシ。魚編に弱いと書いて鰯ということで、鮮度落ちの早い魚として有名ですよね。そのイワシが最近健康効果・栄養素において非常に注目されているってご存知ですか?
具体的にはイワシの持つ不飽和脂肪酸『EPA』(エイコサペンタエン酸)の栄養効果で血液や血管の流れを改善し、動脈硬化や心臓病、LDLコレステロールや中性脂肪の減少などの効能があるとわかってきたのです。
今大注目はマイワシ!その特徴を見ておこう
まずはイワシの種類をおさらいしておきましょう。ひとくちにイワシといっても日本には主に3種類のイワシが利用されています。
煮干しやシラス、田作りなどに利用される『カタクチイワシ』
めざしなどに利用される『ウルメイワシ』
そして刺身やお寿司、今話題のいわし缶などに利用される『マイワシ』です。
マイワシの特徴
英名:Japanese sardine
分類:ニシン目ニシン科マイワシ属
2000年代初頭には資源量が激減し高級魚と呼ばれるほどになりましたが、現在では資源量が徐々に増加傾向にあるようです。これからが楽しみですね。
現在最も注目は『マイワシ』
イワシの中で最も注目されているのはこのマイワシです。皮下脂肪が厚く、その皮下脂肪に『不飽和脂肪酸』であるEPAやDHAが豊富に含まれていることが知られていました。
DHA(ドコサヘキサエン酸)は『頭を良くする栄養素』として数十年前から知られていますが、最近ではEPAにすごいパワーがあるということで大変な話題になっているのです。EPAのサプリメントも人気になっています。
EPAとは?
EPA(エイコサペンタエン酸)とは、多価不飽和脂肪酸(必須脂肪酸)の一種です。必須脂肪酸とは、人間の体内で合成できず食物から摂取する必要がある非常に重要な物質です。
EPAはその不飽和脂肪酸の中でもω-3系脂肪酸(オメガ3系脂肪酸)に分類され、エゴマ油、アブラナ油、アマニ油などもこの仲間です。いずれも以前から注目されている食材ですね。
オメガ3系脂肪酸が欠乏すると、脱毛や皮膚の乾燥、脂肪肝や免疫不全に陥ることが知られています。また成長段階の子供には脳の発達障害や成長障害のおそれがあるともいわれています。
動脈硬化・心臓病に効果
そんな必要不可欠なEPAには様々な効果が知られています。血液をサラサラにする、LDL(悪玉)コレステロールを減少させる、中性脂肪を減少させる、内臓脂肪の減少、動脈硬化を予防する、などが挙げられます。イワシはまさにスーパーフード!
以上の効果のため、心疾患や血管疾患の予防に役立つ栄養素、それがEPAなのです。スゴイぞイワシとEPA!
脱毛予防・お肌のツヤに効果!?
上にちらっと書きましたが、EPAはお肌の炎症を防いでくれるため、なんと脱毛に効果があるといわれています。
中性脂肪や内臓脂肪の減少にも効果があるとされていますので、健康が気になる中年男性には見逃せないですよね。
肌の乾燥防止にも効果があるので、イワシはお肌を気にする女性にも嬉しい食材ですね。
イワシの食べ方おすすめは『イワシ缶』
なんといってもイワシの食べ方はイワシ缶がおすすめです。なぜなら、骨や皮、皮の下にある皮下脂肪を一緒に摂取できるから。
EPAは皮下脂肪にこそたっぷり蓄積されています。イワシ缶なら脂ごと料理に使えば効率的にEPAを摂取することができます。
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