『ご近所さんや知り合いからお刺身用のサーモンをたくさんいただいてしまったけど、食べきれない…』
『夕食に買ったお刺身のサーモンが余ってしまったけど、もうお刺身には飽きちゃって…』
そんな経験、一度はありますよね?実はお刺身用のサーモンは調理次第でさらにおいしくなります!
常に冷凍庫や冷蔵庫には5種類以上のおさかなが眠っているほどの魚食いであるめだか水産広報部が、余ったサーモンの食べ方をご紹介します!
刺身用サーモンが余ったときの食べ方おすすめ5選!簡単なレシピもあるよ
余ったサーモンの食べ方1.サーモン漬け丼

サーモンが余ったら我が家でまずやるのはコレ。むしろ翌日に漬けサーモンを食べたいからと、多めにサーモンを買っておくくらいです。
作り方はとっても簡単で、漬けだれにサーモンを漬け込むだけ。
鍋やフライパンに醤油、酒、みりん、砂糖を入れて一度煮立たせます。これが漬けだれになります。
各調味料の分量は「醤油:酒:みりん」を「3:1:1」の割合で、とレシピ本やレシピサイトに書かれていますが、この割合ですと実際に食べるとけっこう塩辛いです。
お寿司の漬けマグロだとこの割合でもちょうど良いようですが、家庭で漬けを作るときは甘めに味付けするのがおすすめです。
めだか水産広報部では「醤油:みりん:酒」を「1:1:1」の割合で調合するのをおすすめしています。ただしお酒がない場合も意外と多いですよね。その場合はお酒は使わず、「醤油:みりん:砂糖」を「2:1:0.5」くらいの割合で調合しています。
冷めたらたれにサーモンを漬け込んで、冷蔵庫で一晩おけばできあがり。漬けこむ時間は好みなので、数時間でもOKです。ねっとりした食感を味わいたかったら一晩寝かせるのがおすすめです!

漬けマグロ同様、ねっとりした食感と甘辛いたれがお刺身によく合います!
さらに、黒コショウをかけると味が変わってとっても美味しいですよ。サーモンと黒コショウの相性はぴったりですから、さらにご飯がすすみます。
余ったサーモンの食べ方2.サーモンのムニエル

これはお刺身用にスライスされているサーモンというよりは、切り身になっているものが余ってしまったときにおすすめです。
ムニエルの作り方もとっても簡単。サーモンに塩・コショウで下味をつけておき、小麦粉を両面にまぶしておきます。
フライパンにバターを溶かして刻んだにんにくを入れ、中弱火でサーモンを焼いてできあがり。バターが焦げやすいので注意しましょう。
にんにくもバターもなければ無しでもじゅうぶん美味しくできちゃいます。お刺身用のサーモンはただ加熱するだけでも美味しいのです。
余ったサーモンの食べ方3.冷凍してお鍋に入れちゃう!
そろそろお鍋の季節になってきましたよね。意外なことにサーモンはお鍋に入れてもとっても美味しいのです。
それもそのはず、サーモンってもちろん鮭のことですよね。お鍋の季節には『秋鮭』という魚がスーパーなどに多く並びます。
お刺身用に流通しているサーモンはその『秋鮭』よりもずっと脂分が多く鮮度も良いものが多いです。
なので、お鍋の具材にしてもぴったり合うんですね。ほろっとしたやわらかさになってとても食べやすいです。お刺身にも加熱用にも使えるサーモンは下記のリンクからどうぞ。
余ったサーモンの食べ方4.サーモンユッケ丼

最初に紹介した「サーモン漬け丼」と似てますが、コチュジャンを使ったピリッした辛さが癖になるユッケ丼もおすすめです。
コチュジャンを使ったサーモンユッケ丼は、少量のサーモンでも味が濃く少量残ったサーモンでもご飯が進む一品になります!
いつも使う調味料とは一風変った味付けで前日食べたサーモンとは全然違う印象の料理というのもポイントですね。
めだか水産広報部では「醤油:コチュジャン:ごま油」を「1:1:1」の割合で混ぜ合わせ、「砂糖 少々」加え調合するのをおすすめしています。
サーモンは細切りにすることでタレと絡みやすく、少量のサーモンでも丼を楽しめると思います。
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余ったサーモンの食べ方5.サーモンなめろう
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薬味をたっぷり使った絶品なめろうをご紹介、実はプロのすし職人からこっそり教わった特別なレシピなんです。
食材をカットして混ぜ合わせるだけなので、料理初心者の方でも簡単なので是非お試しください!
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今日、明日で食べないなら冷凍しておこう
お刺身用のサーモンが余ってしまったときは、当日または翌日に食べないのであればラップにつつんで冷凍してしまいましょう。
サーモンはどんなお料理にもよく合う食材ですし、お刺身用なら冷凍してもそこまで味は落ちません。

マグロやブリなどのお刺身は、冷凍すると血合いの色が変色してしまったり食感が変わってしまったりしがちです。
しかしサーモンは冷凍にも比較的強く、食感や色が変わりにくいのです。その点でも冷凍に向いていると言えますね。
お刺身用の食材を加熱する、というちょっとぜいたくにも感じる方法で、ご家庭のおさかな生活をさらに豊かにしていきましょう!
今回紹介したレシピは、下記のようなサーモンを使って調理することができます。
YouTubeで実際の調理動画を公開しています
スーパーで買ってきたアトランティックサーモンを使った、サーモン漬け丼のレシピ動画を公開しています。
めだか水産広報部がお届けしている「さかなでのみましょう」チャンネルでは、魚を美味しく食べるレシピや魚のさばき方などをご紹介しています。
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