冬のメダカ室内飼育のポイント。ヒーターは必要?不要?

冬のメダカ室内飼育のポイント。ヒーターは必要?不要?

本記事では、冬にメダカを室内で飼育する際のポイントや注意点を紹介しています。

室内での冬越しは飼育容器に「ヒーターあり」「ヒーターなし」で飼育の仕方が異なります。

それぞれ詳しくご紹介します。

冬のメダカ室内飼育。ヒーターなしの場合のポイント

ヒーターを設置していない場合、室内でもメダカは冬眠します。

室外のお世話とほとんど同じですが、注意点もあります。

室外での飼育管理のポイントは以下の記事をご覧ください。

関連記事

メダカは越冬できる魚ですヒメダカや黒メダカ、青メダカ、楊貴妃、みゆきメダカといった改良メダカは、日本にいるメダカを品種改良して出来たメダカなので、日本の冬を越すことができます。冬が明ける頃には色も上がり、より綺麗なメダカを見るこ[…]

オロチメダカのF1子供たち。水槽飼育でも映える

基本的に餌は与えない

ヒーターを設置していない場合、冬場にメダカの餌やりは不要です。

メダカは冬眠中、ほとんど餌を食べません。

水温が10℃以下になると、メダカの活性が低下し水槽の底でじっとして動かなくなります。

活性が低下するため、餌は食べなくなります。この状態を冬眠と呼んでいます。

日中の温かい時間になると水面を泳ぎますが、餌を与えてもあまり食べません。

少量与えてみて食べ残しがあるようなら、取り除きましょう。

食べ残しがあると、飼育水の水質が悪化してメダカの体調不良の原因となります。餌の与えすぎには注意しましょう。

メダカの餌は開封してから半年も経つと酸化して劣化する場合があります。

なかなか使いきれないかもしれませんが、定期的に買い替えてなるべく新鮮な餌を与えるようにしましょう。

created by Rinker
Hikari(ヒカリ)
¥391(2023/02/05 15:48:25時点 Amazon調べ-詳細)

水替えは不要

室内でヒーターを使用していない場合は、冬場の水替えは控えた方が良いでしょう。

冬眠中に水替えを行うと、メダカのストレスになり冬越しできずに死んでしまう可能性があります。

餌もほとんど与えずメダカの代謝も低くなるため、飼育水はそこまで汚れません。

水替えは不要ですが、水が蒸発して減ってしまったら水を足してあげましょう。

足し水は飼育水と温度を合わせる

足し水をする際は、寒いからといってお湯は入れないようにしてください。

冬場のメダカの水替えは、飼育水と同じ温度のカルキを抜いた水を入れます。

メダカが冬眠する前に水替えを行い、冬眠中はストレスを与えないよう見守ってあげてください。

冬越し明けの水替えは体力がしっかり回復してから

冬越し明けの水替えは、メダカが餌をしっかり食べるようになってから行います。

冬越しした後のメダカは体力がほとんどありません。

体力が回復していない状態で水替えをしてしまうと、ストレスなどで死んでしまいます。

また、日の当たる場所にいきなり飼育容器を移動させるのもやめましょう。水温の変化に耐えられません。

冬越しできたからと安心せずに、メダカの動きをよく観察してください。

created by Rinker
テトラ (Tetra)
¥422(2023/02/05 10:15:36時点 Amazon調べ-詳細)

めだかは流れのゆるやかな小川に生息します

飼育場所は玄関や温度変化の少ない部屋へ

飼育場所は玄関など温度変化の少ない部屋にしましょう。

冬は、リビングなどで暖房を使用し室内が温まります。

室温が上昇すると、メダカの飼育水も水温があがります。

夜など、暖房を消すと室内の気温が下がり、メダカの水温も下がってしまいます。

水温の変化が激しいとメダカの体調が悪くなってしまいます。

室温の変化が激しくない場所に置いてあげましょう。

created by Rinker
スドー
¥1,591(2023/02/05 00:12:20時点 Amazon調べ-詳細)

冬のメダカ室内飼育。ヒーターありの場合のポイント

ヒーターありの場合は春〜秋と同じお世話で大丈夫ですが、温度設定に注意しましょう。

ヒーターを設置すると水温が安定する

ヒーターがあると一定温度に設定できるため、水温が安定します。

水温が安定していると、冬でも元気に泳いでいるメダカを観察できます。

ヒーターには「サーモスタット」「オートヒーター」の2種類があります。

おすすめは「オートヒーター」で、水温を固定してくれるためメダカ飼育の初心者でも簡単に設置できます。

「サーモスタット」は温度の調節機能がついています。

寒いと温度を上げた方がいいと感じてしまいますが、ヒーターを設置していれば水温は一定温度に温めて調節してくれます。

急に温度を上げてしまうとメダカの体調不良の原因になります。

水温を上げたい場合には、1日1℃ずつ徐々に上げてください。

コケまみれですがオートヒーターです
コケまみれですがオートヒーターです

世話はいつも通りでOK

ヒーターで水温が安定しているため、餌やりや水替えなどのお世話はいつも通り行います。

餌は1日2回を5分ほどで食べきれる量にして、水替えや水槽掃除は月に1~2回の頻度で行いましょう。

冬の水替えは水温に気を付けてください。

水道水は冷たいため、ヒーターで温かくなっている水槽に冷たい水を入れると、メダカはショックで死んでしまう可能性があります。

同じ水温になるように、お湯を使用し水槽の水と同じ温度にしましょう。

稚魚や老魚はヒーターを使う

稚魚や老魚、弱っている成魚は体力がないため、室内に入れてヒーターを設置することをおすすめします。

体力がないと、冬越しできないため冬眠させないように水温を26℃前後に固定して飼育してください。

秋生まれの稚魚でも個体により大きくなります。

秋生まれの稚魚は1.5センチ〜2センチ未満ならば室内飼育で育てましょう。

また、メダカの平均寿命は約2年です。

ヒーターを設置すれば産卵も可能

ヒーターを設置すると、冬の間でも産卵を狙うことができます。

メダカの産卵は日照時間1日13時間以上、水温25℃~28℃あると産卵します。

冬でも産卵させたい場合には、日照時間をLEDライトで補います。

卵を産めるように水草も入れてあげましょう。

産卵したら、メダカは卵を食べてしまうので別の飼育容器に移します。

卵の飼育容器にもヒーターを入れて水温を保ってください。

稚魚の飼育方法は成魚の水温や水質と同じです。

水温は25℃~27℃に設定し、カルキを抜いた中性の水で飼育します。

水はグリーンウォーターがおすすめです。

グリーンウォーターの作り方は以下の記事で紹介しています。

関連記事

冬のメダカの餌やり頻度変温動物のメダカは、冬眠(活性が下がりほとんど動かなくなる状態になること)をします。室外、室内の場合の餌やりの頻度を詳しく解説します。室外飼育の場合室外飼育では餌を与えなくて大丈夫室外飼育ならば[…]

メダカの冬の餌やり頻度や量は?与えすぎや食べ残しに注意

苔玉を浮かべるだけでメダカが産卵

ヒーターを使用せずに保温する方法

「電気代が気になるけど保温したい」「ヒーターが壊れた」などの理由でヒーターを使用せずに保温したい場合もありますよね。

ヒーターを使用せずに保温したい場合は、「発泡スチロール」「保温シート」「断熱材シート」で飼育容器の周りを巻きます。

発泡スチロールは、飼育容器より大きいサイズを容器して中に入れてあげても保温効果があります。

隙間に、ホッカイロやお湯を入れたペットボトルを詰めてあげると保温効果が増します。

保温シートや断熱材シートは100円ショップでも販売しており、飼育容器の周りや下に敷いてあげましょう。

警戒心の強いメダカなら、フタをしてあげると安心できます。

フタは完全に閉めてしまうと酸欠になるため、隙間をあげましょう。

created by Rinker
クハラ
¥1,430(2023/02/05 08:51:15時点 Amazon調べ-詳細)

関連記事

めだか水産ではメダカに関する様々な話題を解説しています。ぜひご覧ください。

関連記事

メダカの越冬対策の準備メダカの越冬にはさまざまな準備が必要です。メダカが安心して越冬できるようにしっかり準備しましょう。寒さに強い水草を用意する水草は越冬中のメダカの隠れ家となります。メダカが安心して越冬[…]

メダカの越冬におすすめのグッズを紹介。水草や石は注意が必要
関連記事

※本記事ではメダカが冬場に活性が下がりほとんど動かなくなる状態を「冬眠」と呼んでいます。メダカの冬眠時期メダカの冬眠時期は、11月後半〜3月までです。ただし、地域によって冬眠時期がズレる場合があります。メダカは、外気[…]

メダカの冬眠時期はいつ?冬眠させない方法と注意点を解説
関連記事

本記事では、メダカの冬越しのポイントについて解説します。水深や水温、容器は何を使うべき?水面の氷対策など、気になる冬越しのコツを確認しましょう。※本記事ではメダカが冬場に活性が下がりほとんど動かなくなる状態を「冬眠」と呼んで[…]

エサは必要?凍結対策は?メダカの冬越しのポイント7選
関連記事

冬のメダカの餌やり頻度変温動物のメダカは、冬眠(活性が下がりほとんど動かなくなる状態になること)をします。室外、室内の場合の餌やりの頻度を詳しく解説します。室外飼育の場合室外飼育では餌を与えなくて大丈夫室外飼育ならば[…]

メダカの冬の餌やり頻度や量は?与えすぎや食べ残しに注意
関連記事

メダカは越冬できる魚ですヒメダカや黒メダカ、青メダカ、楊貴妃、みゆきメダカといった改良メダカは、日本にいるメダカを品種改良して出来たメダカなので、日本の冬を越すことができます。冬が明ける頃には色も上がり、より綺麗なメダカを見るこ[…]

オロチメダカのF1子供たち。水槽飼育でも映える
関連記事

秋のメダカの飼育環境とは秋はメダカにとって快適な気温となります。ただし、秋は気温が徐々に下がるため、メダカの水質やエサの回数、水槽掃除は注意しましょう。メダカの水温や水質には注意メダカは水温が25℃、水質が中性〜[…]

メダカビオトープ
関連記事

メダカの飼育管理、2月は何をしたらいい?2月はメダカにとってまだまだ寒い時期です。冬眠中のため、12月や1月と同様のお世話をしてあげましょう。日中に日光が当たらない場所はとても寒いため、11月から2月の冬の期間は日当[…]

冬のメダカ室内飼育のポイント。ヒーターは必要?不要?
『次世代のおさかな好きを創る』をテーマに毎日更新中!